ステップメールとは?一番わかりやすい入門編

ステップメールの基本概要から、ステップメール運用のテクニックや事例、ステップメール設計の注意点やノウハウをまとめました。

これからステップメールの導入を検討しているみなさま、ステップメールの効果をもっと出すための情報をお探しのステップメール運用担当者のご参考になれば幸いです。

ステップメールの概要

ステップメールの基本を中心に、ステップメールの概要がわかるようにまとめました。これからメルマガメールマーケティングの担当者になるみなさまのご参考になれば幸いです。

メルマガの基礎とまとめ
メルマガの概要、基礎知識については別記事の「メルマガとは?読めば全てがわかる徹底解説」でまとめてございます。あわせてごらんくださいませ。
メールマーケティングのまとめ
メールマーケティング全般は「メールマーケティングとは?一番わかりやすい入門編」でまとめてございます。ご参考になれば幸いです。

ステップメールとは

ステップメールとは、事前に設定したスケジュールで、あらかじめ用意したメールコンテンツを自動で配信するメールマーケティングの手法の1つです。連続したメール配信を自動でできることが、ステップメールの特徴です。

ステップメールを配信するためには、メール配信ツールやマーケティングオートメーションなどの専用ツールが必要になります。

ステップメールとメルマガの違い

ステップメールとメルマガの違いは、ステップメールはあらかじめ設定したメールを自動的に複数回に分けて送信する点です。

メルマガの基礎について
メルマガについての基本事項は「メルマガとは?読めば全てがわかる徹底解説」でまとめました。あわせてごらんくださいませ。

もう1点ステップメールとメルマガの違いをあげるとしたら、ステップメールは、資料ダウンロードやセミナー参加、物品の購入など、見込み客の行動を起点にしてメール送信することが多い点です。

通常メルマガは、セグメンテーションしたメルマガの配信リストを作成してから、メールを配信します。ステップメールでは、メルマガのように一斉送信することもありますが、多くの場合は、資料ダウンロードなどの見込み客の行動を起点にして配信リストを絞り込み。ステップメールを実行します。

ステップメールの目的とメリット

ステップメールの目的やメリットは、「顧客接触のタイミングの最適化」「分割して情報を届けるため」「業務負荷の軽減」の3点に集約できます。

接触タイミングを適切に調整できる

ステップメールは、ステップメールを送るタイミングが見込み客の行動に設定できます。ステップメールの1通目を読んでいただいて、30日後に異なる情報を届けるような一連のメール配信を自動化できることが、ステップメールの特徴です。

試供品を提供し、1ヶ月ほど使っていただくようなマーケティング施策をするなら、試供品を十分に使い終わる頃にもう一度連絡すれば、買っていただける可能性があがります。

マーケティング施策の一環として、ステップメールで、自動的に見込み客にタイミングよく接触できるようになります。

情報を分割して届けることができる

反応の良いメルマガの書き方は、1テーマ1コンテンツが基本です。

メルマガの書き方の基本について
メルマガの書き方の基本事項を重要な3つに絞り込みまとめました。くわしくは「メルマガの書き方の3つの秘密を教えます!」をごらんくださいませ。

ステップメールのメールは、メルマガの書き方を守れば、より反応がよくなります。たくさんの情報を届けたくて、ステップメールで多くの情報を1つのメールに詰め込んでも、受信者はあなたのメールをすみずみまでしっかりと読んでくれません。長文のメールは、読み手に負担がかかるため、敬遠されがちです。

多くのトピックを届けたい場合には、送信するメールを分割することをおすすめします。ステップメールを活用して、分割したメールを日を追って複数回に届けます。ステップメールなら、最初に送信設定をしておけば、あとは自動的に設定に従ってメールを届けてくれるため、送信側の手間もはぶけます。

ステップメールで業務負荷を減らす

ステップメールは、あらかじめ準備した一連のメールを、設定したタイミングで自動送信します。ステップメールの機能によって、目的のメールを自動で送信するため、担当者の業務負荷が減ります。

試供品を送ったお客さまに30日後に連絡する、無料お試し期間が終了する前に購入をうながすメールを届ける、など、テッパンのマーケティング施策には、ステップメールを取り入れることで業務負荷が大幅に減ります。

ステップメールの事例・利用例

ステップメールの使い方、利用例、事例についてまとめました。ステップメールは、届けるタイミングと、届ける情報が大切であることがわかります。

ステップメール事例1:イベント集客のための不動産での活用

ある不動産では、新規エリア開拓のために、チラシと内覧会のイベントに取り組んでいました。不動産業界でも、このやり方は一般的なマーケティング施策です。

自社のイベントに来場していただく前に、より購入していただける可能性を高めるために、ステップメール(実際は、マーケティングオートメーションのシナリオ)で、来場者をファンにする試みました。

マーケティングオートメーションのシナリオ機能について
マーケティングオートメーションのシナリオ機能は、ステップメールと比べると、メール配信の条件分岐や、トリガー設定の柔軟さなど点で高機能です。マーケティングオートメーションのシナリオ機能の概要は「マーケティングオートメーションのシナリオ機能とシナリオ設計とは?一番かりやすい入門編」にまとまっています。ご参考になれば幸いです。

イベントの来場登録をしたお客さまに、自社の理念、顧客の声、イベントのリマインダーを順次送ることで、来場者数を増やすだけでなく、イベントからの成約率が高まります。

事例の不動産は、自社の製品・サービスとしての差別化があり、差別化のポイントを自社の理念としてイベント来場者に届けます。メールを読んだイベント来場者が共感していただければ、イベントで見ていただく家がよりすばらしく見えるわけです。

ステップメールで「共感」をかもしだす、いわゆるリードナーチャリングのような活用方法です。このステップメールの事例のお客さまは、新規エリア拡大に、1人の営業と1名のメール担当者だけで成功し、売上拡大に貢献しました。

ステップメール事例2:クラウドサービスでの利用

クラウドサービスには、無料のお試し期間を提供するマーケティング施策が多くあります。

このマーケティング施策には、既知の課題があります。無料が故に、お客さまが忙しくて使っていただけなかったり、試用期間が終了する時点で購入の検討をしてくれなかったりします。

ステップメールを活用して、無料お試し期間の利用開始時に使い方の説明、期間終了間際にご案内など、自動で数通のメールを送信することにしました。

ステップメール利用前は、担当者が手作業でメールを送っていました。業務が忙しくなるにつれて、メールを送り忘れることもありました。明らかな機会損失です。

ステップメールを使い始めてからは、機会損失を防げるだけでなく、業務負荷も減りました。ステップメールの導入も手伝って、売上は250%に成長しました。

ステップメールの設計ノウハウ

ステップメールを設計・作成する際のノウハウやテクニックをまとめました。ステップメールのテクニックも、ある一部をのぞけば、メルマガのノウハウやテクニックが活用できます。

ペルソナとカスタマージャーニーを理解する

反応のよいステップメールを作るためには、ペルソナカスタマージャーニーの理解が欠かせません。

ペルソナとは、あなたの商材を買っていただきたい、ターゲットとなる理想の顧客像です。

ペルソナの基本のまとめ
ステップメールを検討・運用する担当者が知っておきたいペルソナの基本事項は「ペルソナとは?一番わかりやすい入門編」でまとめました。あわせてごらんくださいませ。

カスタマージャーニーとは、あなたの製品を購入・利用するお客さまが経験する、あらゆるの体験のことです。

ステップメールを利用するためには、ペルソナとカスタマージャーニーをしっかり理解しておくと便利です。カスタマージャーニーのなかで、ステップメールで対応できる部分を明らかにすれば、ステップメールの設計やメールコンテンツの作成は難しくありません。

ステップメールのコンテンツの作り方
ステップメールのコンテンツの作り方は、基本的にはメルマガの作り方が適応できます。メルマガの作り方は「メルマガの作り方を徹底解説〜担当者のためのメルマガ配信手順」でまとめてございます。

シンプルなステップメールから始める

ステップメールの設計は、効果があり、業務負荷が減るなら、1ステップの小さなステップメールでも十分に効果が見込めます。

ステップメールを図のように1〜2通で運用しているお客さまを多く見かけます。業務負荷の削減や、メール送り忘れなどの機会損失の低減など、ステップメールの目的を設定することが重要であり、ステップメールのメール送信数はあまり重要ではありません。

当社、カイロスマーケティング株式会社では、あるフォームに登録したお客さまに、たった1通のステップメールを配信しています。ステップメールで自動化できるため、機会損失も業務負荷も減っています。そして、そのステップメールの開封率は90%近くなっています。

ステップメールに反応していただくための工夫を忘れない

ステップメールでも、受信者に反応していただく仕掛けは大切です。ステップメールに反応していただくためのテクニックは、メルマガの開封率をあげるためのテクニックとほぼ同じです。

ステップメールも1メール1テーマとし、メールの件名を十分に工夫しましょう。下記のリンクで紹介している「4U」のテクニックは誰でもすぐに活用できて、とても便利です。

メルマガ開封率をアップできるテクニックのまとめ
メルマガ開封率の現状や、メルマガの開封率を高めるための一般的なテクニックを「メルマガ開封率がグッと上がる!メルマガ開封率の現状と改善策のまとめ」でまとめてございます。この記事の内容は、ステップメールでも活用できます。あわせてごらんくださいませ。

ステップメールの視覚効果を高める

ステップメールのデザイン性や視覚効果を高めたいなら、メルマガのテンプレートの活用をおすすめします。

ステップメールでも、BtoBマーケティングでよく見かけるように、営業担当者が個別に届けているような演出をする場合には、デザイン性を重視する必要はありません。

メールの装飾を自分でやりたいなら、メルマガの装飾のテクニックを身につけておきましょう。スマホ受信者の多い、BtoCでは装飾は必須であるといえます。

ステップメールの結果の分析と改善をする

ステップメールの配信結果、見込み客の反応を確かめながら、あなたのステップメールの効果を実感し、そして改善しましょう。ステップメールの開封率やクリック率を計測します。

ステップメールの開封を検知するためには、HTMLメールを届ける必要があります。HTMLメールでは、メールのテンプレートを活用したり、マルチパートメールにするなどの施策も同時にしておきましょう。

マルチパートメールは、HTML形式とテキスト形式のメールを同時にとどけるメール配信の仕様です。一部の受信者はHTMLメールを受信できません。より多くの受信者にステップメールでメールを届けるため、そしてメールの反応を確かめるためにも、マルチパートメールを利用しましょう。

マルチパートメールの基本を知るなら
マルチパートメールの仕組みや基本事項は「マルチパートメールとは?メルマガ担当者がわかりやすく解説します」でまとめました。あわせてごらんくださいませ。

さいごに

ステップメールについてまとめました。いかがでしたか?ステップメールの事例は、当社が提供する無料のメールマーケティングセミナーでもご紹介しております。ご都合つきましたら、ぜひご参加のご検討くださいませ。