アップセルとクロスセルとは?3分でわかる営業用語解説

「アップセル」と「クロスセル」について、定義と具体例を紹介します。

「アップセル」(up-sell)とは、商材を買おうとしている顧客により高価な商材を売ることです。「クロスセル」(cross-sell)とは、商材を買おうとしている顧客に、その関連商品を一緒に売ることを指します。「抱き合わせ販売」とも呼ばれます。

両方とも、目的は顧客単価をあげることです。顧客単価を上げることでLTV(顧客生涯価値)が上がり、売り上げアップを見込めます。

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アップセルとは?

アップセルとは、すでに商材を購入している、もしくはこれから商材を買おうとしている顧客に対し、より高額な同じ商品を売ることを指します。

アップセルの具体例

アップセルの具体例を紹介します。

  • 月額15000円でツールを利用している顧客に対し、同じツールの月額20000円のプランを紹介する。
  • ネット回線サービスを利用している顧客に対し、より高速で高額な回線を紹介する。

クロスセルとは?

クロスセルとは、すでに商材を購入している、もしくはこれから商材を買おうとしている顧客に対し、関連商品を合わせて売ることを指します。

クロスセルの具体例

クロスセルの具体例を紹介します。

  • 革靴を買った顧客に対し、手入れ用のブラシやクリームを売る。
  • PCを買った顧客に対し、ウイルス対策ソフトを売る。

通販サイトで表示される「この商品を買った人はこちらも買っています」というメッセージも、クロスセルの一種と言えます。

アップセル・クロスセルの成功に必要な「顧客ロイヤルティ」

アップセル・クロスセルを成功させるためには「顧客ロイヤルティ」が必要です。

「顧客ロイヤルティ」とは、企業やブランドに対する顧客の信頼や愛着心のことです。企業やブランドに愛着をもった顧客は、「さらに商品を買いたい」と思うため、アップセル・クロスセルの成功が見込めます。

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