テレアポ営業のコツ16選|初心者でも使えるアポ成功率を上げるポイント

テレアポ営業をしているアイキャッチ

テレアポ営業、コツを掴んでもっとアポイントにつなげたい
テレアポ営業がなかなかアポイントにつながらずつらい…

1日に何件も電話をかけるテレアポ営業で、このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。

実は、テレアポで成果を出している営業は「あるコツ」を徹底しています。

この記事では、初心者でもテレアポ営業で今日からアポが取れる「コツ」や「具体的なフレーズ」をご紹介します。

この記事のもくじ

テレアポ営業とは?時代遅れ?

テレアポ営業とは、お客さまに電話をして、商談などのアポイントを取ることです。自社からお客さまに働きかける営業の形式「アウトバウンド営業」に分類されます。

ひたすら電話をかけることが時代遅れと言われることもありますが、テレアポ営業は、購買意欲の低いお客さまを商談につなげるのに役立ちます。

テレアポ営業の重要性

テレアポ営業は、新規顧客の獲得のために重要な役割を持ちます。

自社の顧客リストにいるお客さまの多くは自社商材への購買意欲が低く、新規顧客を増やすにはテレアポ営業をはじめとする営業からの働きかけが欠かせません。

テレアポ営業による情報提供やお客さまの状況などのヒアリングを通じて、「自社商材で課題が解決できそう」と感じていただくことで、商談などの次の行動につながります。

テレアポ営業の基本手順

テレアポ営業の基本手順をご紹介します。

テレアポ営業の基本手順
1.顧客リストを作る
2.電話をかける
3.結果を記入

初回のテレアポ営業が上手くいかなかったとしても、その結果を記入して顧客リストを更新し、電話やメールで継続的にお客さまに接触することが大切です。

継続的な接触によりお客さまの課題・ニーズや現状がわかると、顧客リストから「買いたい」と思っていただきやすいタイミングが見えてきます。

テレアポ営業のコツ:事前準備編

テレアポ営業のコツは「事前準備」「電話」「結果記入」に分かれます。まずは、アポにつながる可能性を高める「事前準備」のコツを4つご紹介します。

テレアポ営業の事前準備の4つのコツ 1:購買見込みの高い顧客リストを作る 2:トークスクリプトを作成する 3:相手先の情報収集をする 4:自社商材をしっかり理解する

事前準備のコツ1:購買見込みの高い顧客リストを作る

1日にテレアポ営業できる数は限られるので、なるべく労力をかけずにアポにつなげるために購買見込みの高い顧客リストを作る必要があります。

顧客リストの作成で気をつけるポイントは「数」と「質」です。

1つ目に、テレアポ数を確保しましょう。

テレアポ営業では、アポの打診をお客さまに断られることがほとんどです。電話をかけるほぼ初対面のお客さまの多くは、その時点では、自社商材を「買いたい」と思っていないからです。

自社商材に興味の薄いお客さまに電話をかけるので、断られることはごく自然なことです。

そのため、アポイントはなかなか取れないことを前提とした、テレアポ数の確保が必要です。

必要なテレアポ数は、売上目標から逆算して算出します。

必要テレアポ数の算出例

たとえばひと月の目標成約数が10件、成約率が50%、商談化率が30%、アポ獲得率が5%とすると、必要なテレアポ数は1200件です。2人の営業担当者が対応する場合、1人あたり月600件が目安のため、1日の目標テレアポ数は30件になります。

1日目標テレアポ数の算出例

2つ目に気をつけるべきポイントは、顧客リストの「質」です。

受注の可能性を高めるために、購買見込みの高いお客さまのリストアップが必要です。私たちが実際に取り組んでいる、顧客リストの作成方法をご紹介します。

私たちは、SFAに登録してある顧客情報に、氏名、会社名、業種、連絡先などの基本情報の他に、過去に営業がお客さまと接触したことがあれば「事実」「解釈」「次の行動」を記載しています。

  • 事実:お客さまとのやり取りの事実
  • 解釈:お客さまとのやり取りから営業担当者が感じたこと。お客さまの雰囲気や購買意欲の所管を記載。次回のお客さまとの接触時に活かす
  • 次の行動:ヒアリングできたことから、次に取る行動を記載

これらの情報から見える「今、自社商材を必要としているであろうお客さま」をリストアップしています。

これらの情報記入のコツは、記事の後半でくわしくご紹介します。

お客さまの興味や課題をはかるため、上記の他に、お客さまを「いつ」「どのような」ルートで知ったか、という情報も記入すべきです。具体的には、以下のような情報です。

  • ◯月◯日の展示会
  • ◯月◯日のセミナー
  • ◯月◯日に製品資料をダウンロード

私たちは、弊社が開発・販売するMAツールKairos3 Marketing」で、お客さまのWeb訪問や資料請求などの行動を見える化しています。

購買見込みの高いお客さまを抽出
Kairos3 Marketing」上で顧客管理やメール配信を行うと、購買見込みの高いお客さまがひと目でわかります。「営業効率よくアポや商談につなげたい」とお悩みの読者さまは、ぜひ下記をごらんください。
「Kairos3 Marketing」でできることはこちら
「Kairos3 Marketing」の活用事例はこちら
・マケフリ記事「MA導入が営業活動にもたらすメリットとは|導入事例付きでご紹介

事前準備のコツ2:トークスクリプトを作成する

トークスクリプトとはテレアポ営業の台本のことです。トークスクリプトは営業メンバーが共有して使えるものが1つあれば問題ありません。

トークスクリプトには、下記のような内容をまとめておきましょう。

  • 担当者不在の場合に留守電に残す内容
  • 受付対応の台本
  • 質問に対しての回答例
  • サービスへの興味の度合いのヒアリング内容
  • 検討状況のヒアリング内容
  • 導入時期や失注理由のヒアリング内容

トークスクリプトのイメージ図
トークスクリプトを元に電話をすると、営業メンバー内で営業トークの基準ができます。

パターンごとに終話まで設定できるので、相手の検討状況に応じたアポ取りのゴールもわかりやすくなるでしょう。

アポ取りのゴールの例
・個別商談のアポ取り
・製品説明会の案内
・セミナーへの案内
・資料送付

トークスクリプトは営業の経験豊富な社員に作ってもらうのがおすすめです。経験豊富な営業担当者であれば、成功パターンや失敗パターンを熟知しているからです。

また、トークスクリプトはGoogleドキュメントなどの共有ファイルで作っておくと、営業メンバー全員が、いつでも自身の経験をもとにアップデートできます。

事前準備のコツ3:相手先の情報収集をする

電話をかける前に、相手先のホームページなどを見て、情報収集をしておきましょう。
調べることは以下のとおりです。

事業内容、社員数、活動エリア、ビジネスモデル、市場ニーズ、競合相手など

過去に取引した企業であれば、当時の取引実績や失注理由も確認しておくとよいでしょう。

事前に情報収集ができれば、お客さまの事業を参考に、相手にあった提案内容を考えられます。

たとえば同業他社や、同じビジネスモデルの企業の導入事例を資料として用意しておくことで、下記のような提案や質問で相手の興味を惹くこともできます。

「御社のようなビジネスモデルでは〜〜〜という課題があると聞いています。もし同じようなお悩みを抱えているのであれば〜〜という施策が効果的です」
「御社と同じ〜〜業界のお客さまに活用いただいているケースが多くございます。〜〜業界のお客さまからは〜〜な課題をよく聞くのですが、御社にも共通する部分はございませんか」

AIによる自動化で名刺情報を楽々管理
名刺情報も大切な事前情報のひとつです。展示会で交換した名刺や営業担当の引き出しに眠っている名刺はありませんか?Kairos3の「AI名刺スキャン機能」を使えば、もらった名刺を瞬時にデータ化。手入力の負担が減り、顧客リストの精度が格段に上がります。
Kairos3の「AI名刺スキャン」機能についてくわしくはこちら

事前準備のコツ4:自社商材をしっかり理解する

当たり前のことですが「自社商材の深い理解」は重要です。

自社商材の理解が乏しいと、自信を持って商材をすすめられません。

自信のない営業だとお客さまは不安を感じ、その営業担当者から商材を買おうと思わなくなります。

逆に、自社商材を深く理解すると、お客さまにとって信頼できる営業担当者になり、格段にアポにつながりやすくなります。

テレアポ営業のコツ:電話編

テレアポ営業でアポイントにつなげる、「電話」の10個のコツをご紹介します。

テレアポ営業の電話の10のコツ

電話のコツ1:電話数を確保する

先述したように、テレアポ営業は電話数の確保が必須です。売り上げ目標から逆算すると、1日あたりに必要な電話数がわかります。

テレアポ営業は、毎日何十件と電話をかけるので「断られ続けてつらい」「電話をかけるのがこわい」とお悩みの方も多いかもしれません。

先にお伝えしたように、テレアポ営業で断られることは自然なことなので、考えすぎず次の電話に進んでしまいましょう。

「今日は最低でも◯件は架電しよう」と朝いちで決めておくだけで目標ができ、行動が加速します。

電話のコツ2:電話をかける時間を工夫する

お客さまが電話に出やすい時間にテレアポ営業をすると、お互い余裕を持って話すことができます。

たとえば、お客さまが外回りの営業担当の場合、日中は外出でいないことが多いため、午前中の早い時間や夕方の時間帯に話しやすい可能性があります。

顧客リストに電話をかけた曜日と時間を記録しておくことで、次回の架電時につながりやすい時間帯を把握しやすくなります。

電話のコツ3:声色は明るく

テレアポ営業はお互いの顔は見えませんが、声から表情は伝わります。笑顔で明るい声色を意識して、気持ちのよい電話を心がけましょう。

NG例
「あ、もしもし…すみません…わたくし〇〇と申しますが…」
OK例
「お世話になっております!△△の〇〇と申します」

再度連絡をするときのためにも、好印象を残すことが大切です。

電話のコツ4:お客さまの会話のトーン・テンポに合わせる

テレアポ営業先は、ほとんどが初めてお話しするお客さまなので、多くの場合警戒されてしまいます。

そんなお客さまに好印象や親近感をもっていただくために、会話のトーンやテンポ、使う単語はお客さまに合わせるのがおすすめです。

会話の合わせ方の例
・早口なお客さまには早口で、ゆっくりな口調のお客さまにはゆっくりめに話す
・お客さまが「ミーティング」という言葉を使う場合は、営業も「打ち合わせ」ではなく「ミーティング」を使う

電話のコツ5:受付突破では、営業電話の雰囲気を出さない

法人営業であれば、企業の受付に電話をかけることもあるでしょう。
テレアポ営業で受付を通過するコツは、以下の2つです。

1.本人との接点があればそれを伝える
2.つないでもらいたい理由まで一気に伝える

1つ目は「本人との接点があればそれを伝える」です。

本人との接点とは、資料請求やセミナー参加など、お客さまから自社へのアクションのことです。過去にやりとりのあった相手だと分かれば、受付からお客さまにつないでもらいやすくなります。

また、「セミナーアンケートの内容について」など具体的な内容であれば、本人にしかわからない用件なので、受付では断りづらいでしょう。

本人との接点を伝えるときは、具体的な資料名やセミナー名、接点のあった日付を伝えると、受付から引き継ぐ際に、お客さま自身も接点を思い出しやすくなります。

2つ目のコツ、「つないでもらいたい理由まで一気に伝える」理由は、営業電話の雰囲気を薄めるためです。

必要以上にかしこまると、いかにも売り込み営業らしく聞こえ、警戒されてしまいます。「〜〜社の〜〜です」と自信を持って伝えましょう。

NG例
「初めてご連絡させていただいたのですが…」
「弊社の製品をぜひご紹介したく…」
OK例
「〇〇様に確認したい件がありましてお電話しました!」
「先日資料をお送りしておりまして、その件でご連絡しました!」

電話のコツ6:序盤は答えやすい質問を

最初から「何かお困りごとはありませんか?」というようなストレートな質問をすると、テレアポ営業先のほぼ初対面のお客さまは警戒して質問に答えていただけません。

テレアポ営業の序盤は、YES/NOで答えられるかんたんな質問(クローズドクエスチョン)をすると、答えやすい雰囲気を作れます。

序盤でのよい質問例
例1:「お客さまは〜〜に興味があって、弊社のセミナーに参加されたという認識でお間違いございませんでしょうか?」
例2:「先日のアンケートで〜〜が課題と伺っておりましたが、すでに〜〜については取り組んでいらっしゃいますか?」
例3:「先日ご請求された〜〜資料について、弊社の資料改善のためにご感想やご意見を頂戴したく思っております。まだ資料には軽く目を通していただいたくらいですよね?」

一方で、クローズドクエスチョンのみに偏ると、尋問のように感じてしまったり、売り込み感を与えてしまったりします。

徐々にオープンクエスチョンも混ぜてお客さまに話してただく割合を増やし、本命の話題に近づけましょう。

また、相手のYESを引き出すために、質問のハードルを下げることも重要です。

NG例
「今、少しだけお時間よろしいですか?」
OK例
「今5分だけお時間よろしいですか?」

「少しだけ」と表現されると、結局どれくらいの時間を取られてしまうのかお客さまは予想できません。具体的な時間を提示すると、お客さまもその後のイメージがしやすくなり了承を得やすくなります。

イエスセットを活用して自然にお客さまの「イエス」を引き出そう
イエスセットとは、何度も「イエス」と返事をしていると次の質問にも「イエス」と答えやすくなる心理学に基づいた交渉テクニックです。くわしくは「イエスセットとは? 相手から「イエス」を引き出す交渉術を徹底解説」をごらんください。

電話のコツ7:要点は短く伝える

テレアポ営業では、短めに話を伝えるのがベストです。また、お客さまが知りたいことは、自社商材の詳細ではなく、自社商材を導入するメリットです。

自社商材の宣伝はせず、お客さまの現状や悩みをもとに、自社商材で解決できることを簡潔に伝えてアポ取りに専念しましょう。

フレーズ例
「かんたんに結論からお伝えしますと…」
「ポイントは3点ございます。まずは…」

電話のコツ8:お役立ち情報を提供する

「こんな製品があります。このサービスはおすすめ」と自社商材の宣伝をするのは避けましょう。

宣伝よりメリットを伝えたほうが、お客さまに前向きに考えていただきやすくなります。

悩みを解決するノウハウや他社の成功事例など、お客さまの課題解決に役に立つ情報を提供するのがおすすめです。

フレーズ例
「お客さまと同じ業界では、〇〇のような課題があり、△△の事例が増えております」「御社の課題にお役に立てそうな成功事例がありまして、少しご紹介できればと…」

アポイントやその先の商談につなげるためには、情報提供するだけでなく、それをきっかけに提供した情報に対する関心度、現在行っている施策、その施策に対する評価や満足度などをヒアリングすることも大切です。

ヒアリングの結果、相手が現状に不満を感じていれば、提案の時間をいただくきっかけを作れます。

電話のコツ9:次の行動につながるきっかけを作る

会話の途中でさりげなくお役立ち情報送付などの了承を得ておくと、テレアポ営業が失敗に終わっても、その後メルマガなどでの定期接触につながるきっかけになります。

私たちの提案の例
マケフリ記事からお客さまの課題の参考になる記事をピックアップして送る
・自社商材の活用法に興味がありそうなら、同じ業種の成功事例を送る

メールを送る約束ができたら、終話の際「△△会社の〇〇からメールをお送りいたします」と一言伝えています。

テレアポ営業後のメールは開封されないことが多いので、事前に会社名や担当名を伝えて、メールの差出人名から思い出していただけるようにするためです。

電話のコツ10:日程調整時は選択肢を提示する

テレアポ営業で日程調整する際は、日時の選択肢を提示しましょう。

日程を提示せず「いつがよろしいですか?」と調整を進めると「またそのうち機会があれば…」と濁され、アポイントにつながりにくくなります。

日程調整のよい例
「もしよろしければ月曜日の16:00からはいかがでしょうか。わたくし、毎週この時間が空いているんです。よろしければ仮日程として、予約させていただいてもよろしいでしょうか」
「たとえば夕方であれば、火曜日の16:00からと水曜日の16:00から、どちらがよろしいでしょうか。ご都合のよい日程を予約させていただきます」

また、商談に関係しそうな他の担当者をあらかじめ巻き込んでおくことも大切です。

アポイント当日は、他の関係者の出席も可能なことを伝え、同席する方についても確認しておきましょう。

「説明会ですが、御社の中でご興味がある皆様をお誘い合わせの上、ご参加いただいても構いません。もちろんお客さま、お一人でのご参加も承ります」
「この日程で仮予約いたしますが、もしご同席されるみなさまの都合がつかなければ、ご連絡ください。再度調整いたします」

「今はちょっと…」と断られたときは、しつこくねばるより好印象を残して終話すると効果的です。

断られたときの切り返し例
「もちろんです!ではタイミングを改めて、来月頃にまたお電話させていただきます」
「今後、もしご興味が出てきた際はぜひお声がけくださいませ」

テレアポ営業のコツ:結果記入編

テレアポ営業は「電話をかけたその場で終わり」ではありません。次のアポや商談につなげるには、相手のちょっとした発言や反応まで記録を残すことが重要です。この章では、「結果記入」で押さえるべき2つのコツをご紹介します。

テレアポ営業の結果記入の2つのコツ

結果記入のコツ1:事実・解釈・次の行動を書く

テレアポ結果には、弊社は連絡日時、連絡担当者、電話番号など基本的な情報の他に「事実」「解釈」「次の行動」を記入します。

  • 事実:お客さまとのやり取りの事実
  • 解釈:お客さまとのやり取りから営業担当者が感じたこと。お客さまの雰囲気や購買意欲の所管を記載。次回のお客さまとの接触時に活かす
  • 次の行動:テレアポ営業でヒアリングできたことから、次に取る行動を記載

「事実」には、文字通りヒアリングできた事実を記載します。

お客さまに継続的に接触してわかった課題や契約更新時期など、検討材料になる情報も書くと、自社商材への興味が高まりやすいタイミングが見えてきます。

「解釈」には、受付担当者やお客さまが言葉にはしないが感じていそうなことや、相手の口調や雰囲気を記載します。

次回対応する営業担当が別の人だったとしても、「解釈」の情報から、事前にお客さまに合ったやり取りのイメージを持てます。

「次の行動」は、お客さまと継続的に接触するために決め、漏れなく実行することが大切です。

事実・解釈・次の行動の記入例
・事実:
◯月◯日〇〇さまに架電。過去に△△ セミナーに参加し、アンケートで「メルマガの開封率やクリック率に課題がある」と回答されている。課題を深掘りすべく3回テレアポしたが、3回とも同じ受付担当者に会議中という理由で断られ、本人に取り継いでもらえない。
・解釈:
受付担当者は毎回丁寧な口調だが、テレアポは受付でブロックされている可能性が高い。
・次の行動:
メルマガの開封率やクリック率を高めるためのノウハウをメール。反応確認のフォロー架電を予定。

結果記入のコツ2:「過程」を「全員」に見える化する

営業活動を「見える化」すると、営業メンバーは即座に情報を共有できます。

「過程」を「全員」に見える化するメリットは、以下の2つです。

  1. 社内担当者が不在でも、誰でも対応できる
  2. 顧客情報や営業ノウハウが属人化しない

1つ目は「社内担当者が不在でも、誰でも対応できる」ことです。

営業メンバー全員にこれまでのやり取りの過程がわかると、過程を踏まえて、その場でお客さまに何らかの対応ができるようになります。

たとえば、折り返しお電話をくださったお客さまに対して何の要件も伝えられず、再度こちらからの折り返し対応となり心証を損なってしまう、という問題を防げます。

2つ目は「顧客情報や営業ノウハウが属人化しない」ことです。

成功した営業だけでなく、失注してしまった営業のやり取りの過程からも、メンバーがいつでも事例やノウハウを学習できます。

営業活動の効率化をツールでサポート

営業の詳細な記録をExcelやメモで管理すると共有が滞り属人化しやすくなります。営業管理にはSFAの活用がおすすめです。

弊社が開発・販売するSFAツールKairos3 Sales」は、顧客情報や営業のやり取りの過程を「見える化」できるツールです。「Kairos3 Sales」は営業の記録を一覧で管理でき、ToDoも設定できるので、やるべきことの抜け漏れを減らせます。

Kairos3 Salesの画面例

テレアポ営業の努力を成果に変えるには、「どんな会話が成功に結びついたのか」を分析することが大切です。Kairos3なら、アポ取得率、商談化率、失注理由までまとめて把握できます。個人の経験の共有・振り返りを仕組み化し、チーム全体の成果につなげましょう。

「Kairos3 Sales」の詳細は、お気軽に下記をごらんください。

AIの活用で記録作業の負担を軽減
架電記録や商談ログは蓄積されるほど価値が高まる一方、毎回入力するのは現場の負担が大きいものです。Kairos3の「AI議事録作成機能」は、録音データをもとに会話の要点を自動でまとめ、SFAへの記録も自動化。記録作業の負担を大きく軽減できます。
Kairos3の製品資料を見る

テレアポ営業が上手くなるには

テレアポ営業が上手くなるための3つの方法をご紹介します。

上手な営業のアプローチを参考にする

上手な営業のテレアポのトークを聞いてみると、テレアポ営業の進め方や言い回しが参考になります。

また、SFAツールなどで、他の営業のやり取りが共有されている場合は、空き時間に上手な営業の履歴を見るだけでも勉強になります。

ロープレを実施する

アポ取りが上手くいかない、成約率がなかなか上がらないという悩みがあれば、ぜひ担当者同士でロープレをしてみましょう。

チーム内で営業担当同士が学び合うことによって、個々のスキルが向上し、ひいては売上を伸ばす組織づくりができます。

ロープレを録音・録画することも、テレアポ営業が上手くなる手段として有効です。客観的に自分を見ることで、表情や声のトーンなど、他人から指摘されてもわかりづらい部分を認識し、気づきを得られます。

成果につながるロープレの進め方
ロープレでスキルアップをするためには、いくつか押さえるべきポイントがあります。記事「営業ロープレの基本|商談で結果が出る進め方をくわしく解説」にロープレの進め方をまとめました。

成功・失敗例を話す

チームメンバーと、上手くいったアピール点やアポイントにつながりづらい例を話すこともおすすめです。

経験を話すことで、色々な視点でのアドバイスをもらえたり、新しい気づきが生まれたりするので、効率よくテレアポ営業が上達します。

テレアポ営業の「見える化」でPDCAを回す

テレアポで成果を出すには「行動」「振り返り」「改善」のサイクルをいかに早く回せるかが鍵です。日々の情報を蓄積し、チーム全体の「勝ちパターン」を共有できる体制が求められます。

Kairos3はAI機能を備えたMA×SFA一体型のプラットフォームです。日々の架電記録や商談履歴に加え、AI議事録作成やAI名刺スキャン機能で情報整理まで自動化できます。AIによる自動化で、現場の負担は最小限にしつつナレッジを蓄積し、成果の再現性を高められます。

Kairos3で手間のない営業改善を始めませんか?

※この記事は、2025年6月24日に更新しました。

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