メルマガとは?【メリット・目的・書き方・注意点を徹底解説】

メルマガは、いまや企業のマーケティング施策としてすっかり定着しました。メルマガを使って、多くの企業が売上アップを実現しています。

一方で「メルマガの概要は分かるが、メルマガの効果や配信する目的まではよく分からない」というメルマガ担当者も多いのではないでしょうか。

今回は、これからメルマガを始めるあなたに向けて、メルマガの基本をまとめました。お役に立てれば幸いです。

メルマガとは何か?

メルマガとは、自社サービスの販売促進や、顧客のファン化の目的で、定期的にメール配信する読み物です。企業やECサイトはメールマーケティングの一種として、メルマガを積極的に取り入れています。

メルマガは「無料のメルマガ」と「有料のメルマガ」の2種類があります。

企業は顧客とのコミュニケーションツールとしてメルマガを活用することが多く、無料でメルマガを発行することが一般的です。企業のメルマガは、販促や新商品のお知らせなどに使われます。

有料のメルマガは、ビジネスに役立つ情報や、貴重なノウハウなどを提供しているものが多く、有益な情報を提供することを重視しています。

カイロスマーケティング株式会社でも、無料のメルマガを定期的に発行しております。メルマガの登録は、当ブログの右側のバナーからお願いいたします。

【参考】メルマガとブログはどう違うか

メルマガとブログの使い分けに悩んでいるマーケティング担当者は多いと思います。メルマガは「プッシュ型のマーケティングができる」「ブログよりも読者のロイヤリティが高い」などの特徴があります。一方でブログは「プル型のマーケティングができる」「幅広いターゲットを狙える」などの特徴があります。

メルマガとブログは、それぞれ得意とする分野が違うので、うまく併用することをおすすめします。

メルマガを配信するメリット

メルマガを配信するメリットは、コスト面とお手軽さにあります。それぞれ確認していきましょう。

メルマガはコスト効率が良い

メルマガを配信するメリットの1つはが、コストパフォーマンスの高さです。メルマガは、紙媒体の広告に比べてコストが低いことは言うまでもなく、ネット広告に比べてもコストをおさえられます。

また、あなたのメルマガに登録する読者の多くは、自発的にあなたのメルマガに登録しますよね。一方的に配信する広告と比べて、メルマガ読者の反応がよくなるのもうなずけると思います。

メルマガは簡単に配信できる

メルマガは、メルマガ配信ツールを使えば簡単に配信できます。

メルマガ配信ツールは、月額数千円から利用できるだけでなく、操作も簡単で、お手軽に利用できます。また、メール配信・顧客管理・Web解析の機能をあわせ持ったマーケティングオートメーションというツールも登場しています。

メルマガを配信する目的

メルマガを配信する目的は、大きく分けて3つあります。「販売促進」「教育・啓蒙」「ファン化」です。

販売促進を目的としたメルマガの特徴

メルマガの目的の代表格は、販売促進です。販売促進はマーケティングと言い換えることもできます。販売促進を目的としたメルマガは、アパレルなどのBtoC向けのメルマガを想像すると分かりやすいでしょう。

マーケティングについてのおさらい
マーケティングの概念の説明の中で、日本でもっともよく知られているものは、「買ってもらえる仕組みづくり」です。くわしくは「マーケティングとは?業務で役立つ基礎知識」でまとめました。あわせてごらんくださいませ。

販売促進を目的としたメルマガは、キャンペーン情報やセミナー情報、クーポンなどを配信します。

1点だけ、販売促進を目的としたメルマガには注意点があります。読者にとって有益な情報を提供することです。

販売促進を目的としたメルマガは、つい売りっ気が強い文章になってしまうことが多いですよね。読者はそのような売りっけが強い文章を敬遠することがあります。販売促進を目的としたメルマガを送る場合は、自信を持って読者のためになると思うものだけをおすすめしましょう。

教育・啓蒙を目的としたメルマガの特徴

あなたの会社のサービスは、すでに広く知れ渡っているものでしょうか。いつも自社のサービスが広く知れ渡っているとは限りませんよね。まずは自社のサービスの概要や価値(バリュープロポジション)を知っていただくことで、市場における認知を高める必要があります。

メルマガを使って情報を定期的にすることで、メルマガ読者である将来の見込み客を啓蒙できます。

以前、小泉内閣がメルマガを配信していたことをご存じでしょうか。文部科学省などの省庁、地方自治体、学校でもメルマガを配信しています。このように、営利団体の法人だけでなく、非営利組織でも、教育や啓蒙のためにメルマガを使っています。

ファン化を目的としたメルマガ

検索サイトを経由してあなたのホームページにたどりつく訪問者は、欲しい情報をみつけたら、そのまま去ってしまいます。訪問者があなたの会社や、製品・サービスを気にいっても、ひょっとしたら、たった一度の訪問で終わってしまうかもしれません。

ホームページとは異なり、メルマガは定期的に情報を届けることができます。読者の役に立つ情報を届けることで、読者はあなたの会社や製品・サービスをもっと好きになってくれる可能性があるのです。

メルマガの読者の役に立つ情報をとどけ、メルマガ読者との接触回数を増やすことが、あなたとメルマガ読者との間に信頼関係を構築することにつながります。

メルマガの種類形式

メルマガには2つの種類があります。あなたがメルマガ担当者であれば、メルマガの種類をぜひ覚えておきましょう。

メルマガの種類1:HTML形式

HTML形式のメルマガは、最近のメルマガの主流です。HTML形式のメルマガは、画像の挿入や、文字の大きさ、色の編集ができるため、より視覚効果の高いコンテンツが作れます。

メルマガのテンプレートを活用すれば、HTMLやCSSなどの知識がなくても、視覚効果の高いHTML形式のメルマガを作れます。メルマガのテンプレートは、本当に使えるメルマガのテンプレートはこちらで確認できます。

HTML形式で配信するメリットは、メルマガの開封率がわかることです。メルマガ開封率は、メルマガの効果を評価する際に役立ちます。

HTML形式のメルマガで注意すべき点は、受信者のメーラーの設定によってはHTML形式のメールを拒否している場合があることです。そのため、メルマガはテキスト形式とHTML形式両方で送信することがおすすめです。

テキスト形式とHTML形式の両方を配信することを「マルチパート配信」といいます。多くのメール配信ツールは、マルチパート配信の機能を備えています。

メルマガの種類2:テキスト形式のメルマガ

以前は、文字どおり本文中にテキストしか使えない「テキスト形式」のメルマガが主流でした。

テキスト形式のメルマガは、凝ったデザインや画像の挿入はできませんが、文字による装飾を施すことで、文章を見やすくできます。また、HTML形式のメルマガの受信を拒否している会社には、テキスト形式でメルマガを送る必要があります。

先ほどご紹介した、HTML形式とテキスト形式の両方で送れるマルチパート配信がおすすめです。

メルマガの始め方

これまでは、メルマガの概要についてお話ししてきました。この章では、メルマガの始め方についてお話します。

メルマガを送るならメール配信ツールはマスト

メルマガを送るなら、メール配信ツールの活用はマストです。メール配信ツールは、メールを配信・発行するために必要なシステムで、さまざまな機能を備えています。

メール配信ツールは、クラウド型の有料のツールだけでなく、無料のツールもあります。あなたのメルマガの目的を整理した上で、自社に必要なメール配信ツールを選んでください。

メルマガ配信は、メール配信ツールだけでなく、マーケティングオートメーションを使うこともできます。マーケティングオートメーションは、メルマガの配信だけでなく、読者のその後の行動分析や、きめ細かいメールマーケティングをしていきたい、という担当者におすすめです。

ステップメール
あなたは、ステップメールという言葉を耳にしたことがあるでしょうか。ステップメールとは、あるトリガーを起点として、あらかじめ準備した複数のメールを自動的に配信する仕組みです。メルマガとステップメールは、組み合わせることで問い合わせの増加などが狙えます。ステップメールについては、「ステップメールとは?一番わかりやすい入門編」でまとめましたので、あわせてご覧ください。

メルマガ配信希望者を獲得する

メルマガを始めるには、購読者が必要です。あなたのメルマガを購読してくれる人を獲得するため、ホームページにメルマガ購読登録フォームを設置しましょう。

メルマガ購読登録フォームで入力数を増やすと、登録の面倒さが理由で離脱が多くなる傾向にあります。一方で、メルマガ登録フォームの項目を増やして、よりあなたのメルマガに興味関心が高い購読者を獲得するのも一つの手です。たくさんの質問項目があるにも関わらず、登録してきた購読者は、それだけ自社のメルマガに興味を持っていることになります。

購読者が集まったら、コンテンツを作成して、メルマガを配信するだけです。

メルマガを作る

メルマガの作り方は、下図をごらんください。

メルマガの作り方は大きく分けると、「企画」「制作」「配信」「評価」という4つのステップです。特に、最初と最後の「企画」と「評価」はおろそかになりがちなので、注意してください。

メルマガの作り方
メルマガの作り方については、詳しくは「メルマガの作り方を徹底解説〜担当者のためのメルマガ配信手順」でご紹介しています。あわせてごらんください。

メルマガの書き方

メルマガをたくさんの人に読んでもらうためには、読みやすさを工夫しましょう。読みやすいメルマガをあなたの読者に届けるためには、メルマガの書き方が非常に重要です。

実は、メルマガの書き方には、「これだけは意識すべき」という3つの秘密があります。たとえば、HTML形式のメルマガにおいては、スマホ最適化のため横幅600px程度が推奨されます。また、一行は全角25文字程度に収まるように書くと、メルマガが読みやすくなります。


また、メルマガの顔とも呼べるメルマガの件名を工夫することも、メルマガの開封率を増やす上では重要です。件名を書くときは、「超具体的に書くこと」「独自性があること」「有益であること」「緊急性があること」を意識しましょう。

メルマガ配信の注意点

メルマガを配信するときは、主に法律に関して3点注意しなければなりません。それぞれ詳しく確認しましょう。

メルマガの運営も個人情報保護法に対応する

2017年5月の個人情報保護法の改定により、個人情報保護法はすべての企業に適用となりました。メルマガを送るときは当然、個人情報保護法にしたがわなくてはなりません。

メルマガ登録フォームから集めたメールアドレスや氏名は、個人情報に当たります。個人情報保護法により、個人情報の第三者提供は制限されます。

メルマガコンテンツの著作権に留意する

メルマガのコンテンツは著作権の対象です。

メルマガのコンテンツ内に、データの盗用や剽窃、イメージの無断使用などはないでしょうか。著作権を侵害することは、訴訟される可能性があるだけでなく、企業のブランドイメージ低下にもつながります。

特定電子メール法にしたがう

メルマガ購読の解約、簡単にできるようになっていますか。メルマガの運営は、特定電子メール法の適用範囲です。特定電子メール法では、メルマガ配信のメールに、オプトインの取得とオプトアウトの運用を義務付けています。

オプトインは、メルマガ配信に関して事前承諾を得ることです。オプトアウトは、簡単に購読を解除できるようにしておくことです。購読者がオプトアウトできるように、配信停止用のリンクをメルマガ下部などに必ず設置しましょう。

メルマガ配信の際、注意すべき法律について
メルマガ配信を始める前に、注意すべき法律は一通り確認しておくことをおすすめします。1度法律に違反してしまうと、企業の信用を回復することは非常に難しくなります。注意すべき法律に関しては、 メルマガ運用者が知っておくべき法律〜「個人情報保護法」と「特定電子メール法」でまとめましたので、あわせてごらんください。

さいごに


今回はメルマガの概要についてまとめました。これからメルマガを始めるみなさま、現在メルマガを運用しているメルマガ担当者のみなさまのお役にたてますと幸いです。

当社では、メルマガ・メールマーケティングの無料セミナーにて、
ノウハウや事例をご紹介しております。みなさまのご参考になれば幸いです。