「で、なに?」と言わせない!営業の売上分析3つの視点

「で、なに?」と言わせない!営業の売上分析3つの視点

毎月定例の営業会議の準備、大変ですよね。

売上データを集めてグラフ化し、数字を報告しても「毎回報告だけで終わっている気がする…」と感じたことはありませんか?

データを収集して数字を報告するだけでは、次のアクションにつながりません。このメルマガでは、営業売上データの分析で使える「3つの視点」をご紹介します!

※2025年1月24日配信

1.時系列で比較する

過去3ヶ月、6ヶ月、1年間の売上や受注率を比較し、上昇傾向なのか下降傾向かを把握しましょう。

たとえば、9月~11月にかけて売上が20%上昇しているとき、その背景にあった施策や季節性、キャンペーン効果などの外部要因を特定します。

報告は単に数字を伝えるだけでなく、背景やストーリーを付け加えると説得力が増します。

報告例
「過去3ヶ月の売上は前年比120%と好調でしたが、その要因は新規顧客獲得の増加にあります。一方でリピート率は横ばいのため、次月は既存顧客向けキャンペーンを提案します」

2.部門別・商品別で掘り下げる

売上を部門や商品ごとに分けて分析することで、どの分野で成果が出ているか、または課題があるかを明確にします。

たとえば、A商品の売上が好調だった場合、その要因として営業チームの提案力や、特定地域での広告キャンペーンの影響が考えられます。

成果が出ている要因を特定し、他の分野への展開を検討しましょう。

3.マーケ施策との関連性を見つける

売上の変動と、キャンペーン・広告・メール配信などの施策を関連づけて分析します。

たとえば、 10月の新規顧客が増えた背景に特定の広告キャンペーンがあれば、その施策をさらに拡大する提案ができます。

施策と成果を紐づけることで、上司やチームにも具体的なアクションを示せます。

グラフ作成の手間を効率化する方法

売上データを分析する時間を確保するには、データ収集やグラフ作成の手間を減らすことが重要です。

Kairos3」の「カスタムレポート」機能を使えば、簡単な操作でオリジナルのグラフや表を作ることができます。一度作成したレポートはその後も自動で更新されるため、会議のためにデータをまとめる必要がなくなります。

Kairos3のカスタムレポート画面

売上分析で次の一手を明確に!データ分析のフレームワークと手法を初心者向けに解説」では、売上分析の基本的な進め方や売上分析に用いるフレームワークについて解説しています。

売上改善の施策や新たなマーケティング戦略にお役立てください!

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