メディア運営で覚えておきたい用語集|新人マーケターの辞書

  • メディア運営をする上で、覚えておくべき用語が知りたい
  • メディア運営のチームに配属になったが、知らない用語が多くて全然話についていけない

みなさんは、このようなお悩みを抱えているのではないでしょうか。

この記事では、メディア運営チームの新人マーケターに向けて、メディア運営で覚えておきたい用語を厳選し、用語集としてまとめました。

メディア運営に関わるマーケターのみなさんは、この記事を辞書代わりにお使いください。

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メディア運営の用語集:マーケティングの基本編

メディア運営で覚えておきたい用語の中から、マーケティング全般にかかわる用語をご紹介します。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、広義では、自社が保有するメディアのことです。メディアとは、情報を伝達する媒体のことです。したがって、広義のオウンドメディアには、Webサイトやブログだけではなく、セミナーやeBookなども該当します。

マーケティングの実務では、オウンドメディアは、「広告宣伝を中心としない情報提供メディア」を示すことが多い概念です。そのため、当社の場合「マケフリ」がオウンドメディアに当たります。

オウンドメディアには、以下の目的があります。

  • リード獲得・集客
  • ブランディング
  • 採用
  • 新人教育
  • 社内ノウハウの横展開
  • 既存顧客への情報提供・解約防止
オウンドメディアについて詳しく知りたいなら
オウンドメディアとは|いちばんわかりやすい入門編」では、オウンドメディアの概要はもちろん、メリットや注意点をわかりやすくまとめています。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、顧客に価値のある情報(コンテンツ)を発信することで、顧客をファン化し、問い合わせや製品購入へ繋げるマーケティング手法です。

コンテンツマーケティングの代表的な手法は以下の通りです。

現在、見込み客の購買行動は大きく変化しています。調査データによると、営業担当者と接触するタイミングでは、見込み客の購買に関する意思決定の60%が済んでいると言われています。

そのため、情報収集段階から見込み客にアプローチできるコンテンツマーケティングの重要性が、増しています。

コンテンツマーケティングについて詳しく知りたいなら
コンテンツマーケティングの調査レポート|コンテンツマーケティングの概要から課題まで解説します」では、コンテンツマーケティングに関する調査レポートをまとめております。

リード

リード(見込み客)とは、広義では、自社の商品・サービスを購入していただける可能性があるお客さまのことです。マーケティングの実務では、リードは、メールアドレスや電話番号など、自社からアプローチするために必要な情報を得たお客さまのことを指します。

「リード」には、いくつかの派生語があります。その中でもよく使う派生語は以下の通りです。

  • リード情報:お客さまの情報のこと。電話番号やメールアドレス、会社名、部署、役職などが該当。
  • HOTリード:自社サービスの購買意欲が高まっているリードのこと。

リードジェネレーション

リードジェネレーションとは、リードを獲得するための活動のことです。

企業は、リードを継続的に獲得できないと、商談を創出し続けることが難しくなります。そのため、リードジェネレーションは、企業が成長するために重要なマーケティング活動と言えます。

リードジェネレーションの代表的な手法は以下の通りです。

  1. 展示会出展
  2. セミナー開催
  3. eBook
  4. お問い合わせ
  5. メルマガ会員登録
  6. SNS
  7. 飛び込み営業
リードジェネレーションについて詳しく知りたいなら
リードジェネレーションとは?1番わかりやすい入門編」では、リードジェネレーションの概要と手法をわかりやすく解説しています。

リードナーチャリング

リードナーチャリングとは、リードに自社サービスの興味づけを行い、購買意欲を高める活動です。

自社のリストのうち、今すぐ客、つまり、すぐにサービスを購入したいと考えている見込み客は1%と言われています。裏を返すと、今すぐ客以外の99%のお客さまは、自社のサービスをすぐに購入したいとは思っていません。リードナーチャリングは、99%のお客さまの購買意欲を高めるために実施します。

ちなみに、Strategic IC社の調査によると、ナーチャリングされたリードは、そうでないリードにくらべて、受注率が20%上昇します。

リードナーチャリングの調査レポートまとめ|重要性や効果をデータで解説」では、リードナーチャリングに関する他の調査データもまとめています。あわせてごらんください。

リードナーチャリングの代表的な手法は以下の通りです。

  1. メルマガ配信
  2. セミナー開催
  3. SNS
  4. お電話
  5. オウンドメディア記事
  6. eBook
リードナーチャリングについて詳しく知りたいなら
5分でわかるリードナーチャリング。どこよりも分かりやすい徹底解説」では、リードナーチャリングの概要や手順、手法についてわかりやすく解説しています。

リードクオリフィケーション

リードクオリフィケーションとは、獲得・育成したリードの中から、成約の可能性が高いリードを選別することです。

リードクオリフィケーションを実施する理由は、営業を効率化するためです。成約可能性の低いリードもすべて営業に引き渡していると、営業は案件の空振りが多くなります。

ちなみにBUSINESS 2 COMMUNITY社の調査によると、失注案件の67%は、リードを営業に引き継ぐ前に、十分にリードクオリフィケーションしていなかったことに起因しています。

調査レポートでわかる「リードクオリフィケーション」が重要なワケ|リードクオリフィケーションの効果と役割」では、リードクオリフィケーションに関する他の調査データもまとめています。あわせてごらんください。

リードクオリフィケーションについて詳しく知りたいなら
リードクオリフィケーションとは?どこよりも分かりやすい入門編」では、リードクオリフィケーションの概要や実施するべき理由、手順についてわかりやすく解説しています。

MQL

MQL(Marketing Qualified Lead)とは、マーケティング活動を通じて、マーケティング部門が「営業部門に引き渡すに値する」と判断したリードのことです。どのようなリードをMQLと定義するかは、会社ごとに異なります。

たとえば、MQLには、セミナー参加者やeBookをダウンロードしたリード、展示会で自社サービスに興味を持っていただいたリードなどが該当します。

MQLとあわせてよく出てくる用語として、SQLがあります。SQL(Sales Qualified Lead)とは、営業活動を通じて、営業部門が「今後も営業活動を続けるに値する」と判断したリードのことです。

eBook(ホワイトペーパー)

eBook(ホワイトペーパー)とは、自社が持っているノウハウや導入事例など、お客さまのお役立ち情報をまとめた、Web上でダウンロードできる無料の資料のことです。eBookは、多くの場合、PDF形式の資料です。

eBookを作成する主目的は、リードジェネレーションです。しかし、eBookは、リードナーチャリングやリードクオリフィケーションの役割も果たします。

当社では、私たちのサービスであるマーケティングオートメーションに関するeBookやビジネスフレームワークに関するeBook、オウンドメディアに関するeBookなど、お客さまのお役に立つebookを公開しています。こちらからぜひごらんください。

メディア運営の用語集:記事制作

メディア運営で覚えておきたい用語の中から、記事制作にかかわる用語をご紹介します。

SEO

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジンの検索結果において、WebページやWebサイトを上位に表示させるための取り組みのことです。SEOは、「SEO対策」や「検索エンジン最適化」とも呼ばれます。

SEO対策が必要な理由は、Webページの訪問者を増やすためです。検索順位が上位表示されるほど、クリック率は高くなります。ちなみに、検索順位1位と10位をくらべると、クリック率は13倍も異なると言われています。

SEOについて詳しく知りたいなら
SEOとは?ライターが知っておきたいSEOの基本や検索エンジンの仕組み」では、SEOの考え方について、検索エンジンの仕組みやGoogleのビジネスモデル、SEOの歴史をもとに説明しています。

検索キーワード

検索キーワードとは、ユーザーが検索エンジンを使うときに、検索窓に入力する文字列のことです。検索キーワードは、検索クエリとも言われます。

執筆者は、検索キーワードをもとに、記事企画を考えます。検索キーワードは、ユーザーの顕在ニーズそのものだからです。顕在ニーズについては、もう少しあとに詳しくご説明します。

検索ボリューム

検索ボリュームとは、あるキーワードが、Googleなどの検索エンジンで1ヶ月間に検索された回数のことです。

検索ボリュームの大きいキーワードで上位に表示されたページは、多くのアクセスを見込めます。しかし、競合のメディアも、検索ボリュームが大きいキーワードを扱う可能性が高く、競争は激しくなりがちです。そのため、検索ボリュームが大きいキーワードを狙うことが、かならずしも正解とは限りません。

検索ボリュームは、さまざまなサービスで調べられます。たとえば、検索数予測ツール「aramakijake」では、以下のように表示されます。今回は、「オウンドメディア 」の検索ボリュームを表示しています。

サジェスト

サジェストとは、Googleがユーザーのニーズを推測して、ユーザーに提案するキーワードのことです。

サジェストは、下記の画像のように、キーワードの入力中に表示されます。

Googleの検索ヘルプによると、サジェストのアルゴリズムには、以下の特性があります。

  • 他のユーザーが過去に該当キーワードを検索した頻度など、複数の要因に基づく。
  • 人気トピックなど、ウェブ上のさまざまな情報を反映するように設計されている。

サジェストのアルゴリズムは、他のユーザーが過去に該当キーワードを検索した頻度を重視しているので、多くのユーザーが検索するキーワードがわかります。多くのユーザーが検索するキーワードは、興味関心の高いキーワードと言えます。そのため、サジェストは、ユーザーの検索意図を推測するのに役立ちます。

ペルソナ

ペルソナとは、自社サービスを購入していただける理想のお客さま像です。

ペルソナとよく似た用語として、ターゲットがあります。ペルソナとターゲットの違いは、設定の詳細さです。ペルソナは、一個人のレベルまで、詳細に設定します。しかし、ターゲットは、ペルソナほど詳細には設定しません。

記事制作だけにとどまらず、あらゆるマーケティング施策は、ペルソナ、もしくは、ターゲットありきです。マーケティング施策を検討するときは、はじめにペルソナ、もしくは、ターゲットを作成しましょう。

ペルソナ作成時に設定する情報は、「BtoB」と「BtoC」によって異なります。BtoCのペルソナの場合は、氏名や年齢などの基本属性と、消費傾向などの行動属性を設定します。一方、BtoBのペルソナの場合は、基本属性と行動属性に加えて、事業内容や企業規模などの企業情報まで設定しましょう。

BtoBでペルソナを作成すると、下記の画像のように出来上がります。

ペルソナについて詳しく知りたいなら
ペルソナとは?マーケティングの一番わかりやすい入門編」では、ペルソナの概要や作り方、重要性をわかりやすく説明しています。

ニーズ

ニーズとは、直訳すれば「欲求」「需要」を意味します。マーケティングの神様とも呼ばれるフィリップ・コトラーによると、ニーズとは、人間の生活に必要な充足感が奪われている状態のことです。

オウンドメディアの文脈で「ニーズ」と言うときは、多くの場合、「検索者の検索意図」を意味します。

ニーズ(検索者の検索意図)には、顕在ニーズと潜在ニーズの2種類あります。顕在ニーズとは、ターゲットがすでに自覚しているニーズのことです。一方で、潜在ニーズとは、ターゲットがまだ気づいていない本質的なニーズのことです。

記事を制作するときは、かならずターゲットの潜在ニーズまで考えるようにしましょう。潜在ニーズまで反映した記事は、読者にとって、より有益な情報を提供できるためです。

骨子(アウトライン)

骨子(アウトライン)とは、本文執筆に入る前に作成する記事の骨組みのことです。骨子は、見出しと、見出し内で伝えたい要素で構成されます。

骨子を作成する理由は、骨子の段階で一度レビューを挟むことで、記事完成間近の大幅な修正を防ぐためです。

骨子の見出し内の要素は、箇条書きにしましょう。骨子の段階からしっかりした文章を書いていると、記事の構成に大幅な修正が入ったときに、修正の手間が増えるためです。

記事の骨子(アウトライン)について詳しく知りたいなら
オウンドメディアの記事アウトライン作成方法を徹底解説|記事アウトラインの必要性や作成手順、注意点をご紹介」では、オウンドメディアの記事アウトラインの概要や作成手順、注意点を具体例を用いて紹介しています。ぜひごらんください。

トンマナ

トンマナとは、「トーン」と「マナー」を合わせた言葉で、コンテンツ全体の雰囲気やルールを指します。

たとえば、当社のトンマナは、「お客様」ではなく「お客さま」を使うことや、「画像には原色を使わない」などがあります。

トンマナを決めておかないと、制作者ごとに雰囲気の違う画像や文章を作成してしまいます。すると、コンテンツの統一性がなくなり、読者に煩雑な印象を与えます。

参考:パワポの画像作成スキルを上げたいなら
パワポでの画像作成をマスターし、Webコンテンツをレベルアップさせよう」では、図解やグラフといった基本機能から知っておくと便利な機能まで、パワポの画像作成スキルがグッと上がるコツを紹介しています。

リライト

リライトとは、読者にとってよりよい内容にするため、すでに公開している記事を書き直すことです。読者のニーズに照らして、構成や記述を見直しましょう。

リライトの対象になりやすい記事は、以下のようなものがあります。

  • 順位が大きく落ちている記事
  • 最初から順位がよくない記事
  • 情報が古くなっている記事

ワンソースマルチユース

ワンソースマルチユースとは、一言で言えば「コンテンツの転用」を表す言葉です。ワンソースマルチユースする際は、コンテンツを加工することもあります。

ワンソースマルチユースは、たとえば、ある記事を、SEOでの集客だけでなく、営業やサポートがお客さまにお送りする資料として用いたり、新人への教育用資料として用いたりすることを指します。

SEOでの集客以外に使い道がないコンテンツは、SEOで集客できなければ使い道がなくなってしまいます。記事を企画するときは、加工するしないにかかわらず、複数の使い道があるテーマを選ぶようにしましょう。

内製(インハウス)・外注(アウトソース)

オウンドメディアの記事制作方法は、「内製(インハウス)」と「外注(アウトソース)」の2つがあります。内製(インハウス)とは、自社で記事制作の企画〜投稿まで実施することです。外注(アウトソース)とは、他の会社やライターにお金を払って、記事制作をお願いすることです。

内製か外注のどちらがいいかは、会社の体制によって異なります。内製か外注のどちらがいいか判断するために、一般的な内製と外注の違いを押さえておきましょう。

ちなみに、上記の画像はあくまでも一般的な内製と外注の違いです。状況によって、上記と違うケースが起こり得ることはご了承ください。自社の状況に合わせて、内製か外注か検討しましょう。

メディア運営の用語集:効果測定

メディア運営で覚えておきたい用語の中から、効果測定にかかわる用語をご紹介します。

PV

PV(ページビュー)とは、ユーザーがWebページを閲覧した回数のことです。同じユーザーであっても、ページを何度も閲覧したら、その分PV数に加算されていきます。

UU

UU(ユニークユーザー)とは、Webページを閲覧したユーザー数のことです。そのため、PVとは違い、同一のユーザーが何回ページを閲覧しても「1UU」とカウントされます。

セッション

セッションとは、Webサイトへの訪問数のことです。あるユーザーがWebサイトにアクセスしてから離脱するまでを、1セッションと呼びます。

たとえば、あるユーザーが、サイト内のA・B・Cという3つのページを閲覧したとしても、セッション数は1です。つまり、セッションには、ユーザーがサイトにアクセスしてから離脱するまでに閲覧したページ数は、まったく関係ありません。

セッションは、アクセス解析ツールごとにルールがあります。たとえば、1セッション目から30分間操作がないとき、次の行動は新セッション(2セッション目)扱いにするなどのルールです。

参考:PV・UU・セッションの違い

PV、UU、セッションは、しばしば混同されがちです。PV、UU、セッションの違いは、ショッピングモールに例えて考えるとわかりやすいでしょう。ショッピングモールはWebサイト、テナントはサイト内のWebページと仮定します。

PVは、ショッピングモールの中の洋服店に、お客さまが入店した回数です。同じお客さまが8回入店した場合、入店回数は8回とカウントされます。

UUは、ショッピングモールの中の洋服店に入店した、お客さまの数です。そのため、同じお客さまが8回入店しても、お客さまの数は1人です。

セッションは、お客さまのショッピングモールへの来店回数です。お客さまがショッピングモールに入ってから出るまでを1セッションと扱います。

直帰率

直帰とは、Webサイト内の1ページしか閲覧していないセッションのことです。直帰率は、直帰したセッション数をすべてのセッション数で割った数値のことです。

直帰率が高いことは、かならずしも問題ではありません。直帰率はWebサイトのテーマや役割によって大きく左右されるためです。

たとえば、ノウハウ系のオウンドメディアは、直帰率が高くなる傾向があります。求めているノウハウを獲得した時点で、ユーザーがサイトから離脱してしまうためです。

離脱率

離脱率とは、特定のページを含む全セッションのうち、特定のページで離脱したセッションの割合のことです。

たとえば、あるサイトに、A・B・Cという3つのページがあると仮定します。このサイトへのセッションのうち、Aを含むセッションは3回ありました。

  • セッション1:A→B→離脱
  • セッション2:B→C→A→離脱
  • セッション3:A→離脱

Aの離脱率で考えてみましょう。Aページを閲覧したセッションは、1・2・3です。その3回のセッションの中で、Aページで離脱したセッションには、2・3が該当します。そのため、Aの離脱率は、2/3、つまり約67%です。

ちなみに、セッション3は、Aページのみで離脱しているので、直帰とも言えます。

離脱率が高い理由は、以下のようなものがあります。

  • ユーザーが満足するコンテンツではない
  • 次の導線が設計されていない
  • ページの表示速度が遅い
  • ユーザーが満足するコンテンツである

離脱率が高いことは、直帰率と同様に、かならずしも悪いわけではありません。ユーザーがコンテンツに満足して離脱した場合も、離脱率が高くなるためです。

離脱率をみるときは、あわせて滞在時間も確認しましょう。滞在時間とは、ユーザーが、あるページを閲覧した時間のことです。離脱率が高く、滞在時間も短いページは、ユーザーにとって満足なコンテンツでない可能性が高いため、コンテンツを見直してみるとよいでしょう。

回遊率

回遊率とは、1セッションあたりのPV数を表す指標のことです。

回遊率が高ければ高いほど、ユーザーの興味関心をひくコンテンツが作成できている、もしくは、次の導線がしっかり設計できていると言えます。

CV率

CV(コンバージョン)とは、マーケティング施策における成果のことです。何がコンバージョンに当たるかは、施策によって異なります。

CV先の例は、下記の画像の通りです。

CV率とは、Webサイトに訪問したユーザーのうち、設定したCV先に誘導できたユーザーの割合のことです。

CV率が高ければ高いほど、webページの構築や良質なコンテンツ作成、導線の設計などがうまく出来ていると言えます。

CPA

CPA(Cost Per Acquistion)とは、ある施策を実施したときに、CVを1件獲得するためにかかる費用のことです。CPAは、「顧客獲得単価」とも言います。

CPAが低ければ低いほど、コストパフォーマンスのよい施策と言えます。

メディア運営の用語集:Web

メディア運営で覚えておきたい用語の中から、Web全般にかかわる用語をご紹介します。

検索エンジン

検索エンジンとは、インターネットに公開された情報(コンテンツ)を検索するサービスの総称です。GoogleやYahooは代表的な検索エンジンです。

日本の検索エンジンのシェアは、Googleが約79%を占めています。つまり、「検索エンジン」と言った場合、ほとんどはGoogleを指すと思って差し支えありません。

入力フォーム

入力フォームとは、ユーザーが情報を入力・送信するための、Web上の画面のことです。

一口に入力フォームと言っても、その種類はさまざまです。

  • お問い合わせフォーム
  • 会員登録フォーム
  • メルマガ登録フォーム
  • 資料請求フォーム
  • イベント申し込みフォーム
  • 予約登録フォーム
  • アンケート入力フォーム
  • ログインフォーム
入力フォームについて詳しく知りたいなら
入力フォームとは?今さら聞けないWeb用語をどこよりもわかりやすく解説します」では、入力フォームの概要や役割、入力フォームを作成する際の4つの選択肢に加えて、入力フォームとあわせて覚えておきたい基礎用語をまとめています。あわせてごらんください。

HTML

HTML(Hyper Text Markup Language)とは、Webページを作成するための言語です。この記事含め、あらゆるWebページは、下記の画像のように、HTMLで作られています。

HTMLの特徴は、「タグ」と呼ばれる「< >」で囲まれた文字列や記号を用いることです。たとえば、<br>のタグならば改行、<b>のタグなら太字、といった具合に、Webページの表示や構造を決めています。

HTMLについて詳しく知りたいなら
HTML初心者のための使えるHTML基礎知識」では、概要や基本構成、よく使うタグなどの基礎知識をまとめております。あわせてごらんください。

LP(ランディングページ)

LP(ランディングページ)とは、直訳すると着陸ページ、つまり、ユーザーが最初に訪れるページのことです。一般的に、LPは、お問い合わせや資料請求など、ユーザーの行動を誘導する役割を持つページを指します。

下記の画像は、当社のサービス、マーケティングオートメーション『Kairos3 Marketing』のランディングページです。

バナー

バナーとは、なんらかのコンテンツやサービスを、画像で紹介するWeb広告の1つです。他のWebページに誘導するために、画像にはリンクを貼り付けます。

バナーのイメージは、下記の画像の通りです。

グローバルメニュー

グローバルメニューとは、サイト訪問者にサイト内の主要なページを案内するためのメニューです。グローバルメニューは、サイト内の全ページに表示されます。

当社は、下記の画像のようなグローバルメニューを採用しています。

グローバルメニューを作成すると、ユーザーが、サイト内の欲しい情報にかんたんにリーチできます。

パンくずリスト

パンくずリストとは、ユーザーが今どこにいるかを視覚的に示すために、Webページを階層順に並べたリストのことです。

パンくずリストは、たとえば下記の画像のように、トップページから現在のページまでの道のりを示します。

パンくずリストの語源は、童話「ヘンゼルとグレーテル」で、主人公が道に迷わないように、通り道にパンくずを置いていったエピソードに由来します。

つまり、パンくずリストは、ユーザーがWebサイトで迷わないようにするための道しるべと言えます。

OGP

OGP(Open Graph Protcol)とは、ページがシェアされた際に、タイトル・URL・概要・アイキャッチ画像(サムネイル)を意図した通りに正しく表示させる仕組みのことです。OGPは、FacebookやTwitterなどのSNSのほか、Slackやnoteなどでも活用できます。

メディア運営の用語集:ツール

メディア運営で覚えておきたい用語の中から、ツールにかかわる用語をご紹介します。

GA(Google Analytics)

GA(Google Analytics)とは、Googleが無料で提供するWebサイトのアクセス解析ツールのことです。

GAは、オウンドメディア運営に関するさまざまなデータを取得できます。効果測定の章でご紹介した直帰率や離脱率などの指標は、GAで確認できます。

他にも、GAでは、流入経路も確認できます。流入経路とは、サイトへのアクセス元のことです。流入経路には、さまざまな種類があります。その中でも、当社のメディア運営でよく扱う流入経路は下記の通りです。

  • referral(リファラル):他のWebサイトからのアクセスのこと。
  • organic search(オーガニック検索)からのアクセス:広告を含まない検索エンジンによる検索結果からのアクセスのこと。
  • direct(ダイレクト):ブックマークやメールのリンクなどからの直接的なアクセスのこと。
  • social(ソーシャル):TwitterやFacebookといったSNSなどからのアクセスのこと。

CMS

CMS(Contents Management System)とは、Webサイトの構築や、Webコンテンツを管理・更新できるツールです。CMSは、たとえば、はてなブログやWordpressなどがあります。

WordPressは、拡張性が高い分、構築や操作の難易度は高い傾向があります。記事制作に慣れるまでは、はてなブログやnoteといったCMSツールを使うことも1つの手です。はてなブログやnoteは、操作方法がかんたんなので、初心者でも扱いやすいサービスです。

WordPressの基礎知識や、高速で編集する方法を知りたいなら
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ヒートマップ

ヒートマップとは、マウスの動きをもとに、ユーザーの行動を可視化する手法です。ヒートマップは、色の強弱により、熟読しているエリアや、離脱しているエリア、クリックしている位置などがわかります。

ヒートマップによって、多くのユーザーが離脱しているエリアやクリックしているエリアがわかるため、Webページやコンテンツの改善箇所を判断しやすくなります。数字が伸びないが、どこを改善すればいいのかわからないと悩んだときは、ヒートマップを導入が1つの改善策になるでしょう。

マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションとは、商談の見込み度を高めるために、見込み客の情報を管理し、見込み客と効率的なコミュニケーションをとるデジタルツールのことです。

マーケティングオートメーションは、さまざまな機能を備えています。たとえば、下記のような機能などがあります。

  • リード管理
  • フォーム作成
  • セミナー管理
  • web解析
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