オウンドメディアの記事アウトライン作成方法を徹底解説|記事アウトラインの必要性や作成手順、注意点をご紹介

みなさんは、

  • 「執筆途中で、書く内容に悩んでしまい必要以上に時間がかかってしまった」
  • 「記事執筆後、構成のミスにより手戻りが発生し、すべて書き直しになった」

という経験はないでしょうか。これは記事執筆でよくある悩みの1つです。

この悩みは、記事アウトラインを作成することで解決できます。記事アウトラインとは、本文執筆に入る前に作成する記事の骨組みのことです。

この記事では、オウンドメディアの記事アウトラインの概要や作成手順、注意点を具体例を交えてご紹介します。

オウンドメディアの記事アウトラインの概要

この章では、オウンドメディアの記事アウトラインの概要についてご説明します。

オウンドメディアの記事アウトライン(骨子)とは

記事アウトラインとは、本文執筆に入る前に作成する記事の骨組みのことで、骨子とも呼ばれます。

私たちは、オウンドメディアの記事を執筆するとき、いきなり本文を執筆しません。私たちは、かならずアウトラインを作成し、全体の構成に違和感がないかをチーム内でレビューしています。なぜなら、アウトラインの段階で一度レビューを挟むことで、記事完成間近の大幅な修正を防げるからです。

記事のアウトラインは、見出しと、見出し内で伝えたい要素で構成されます。見出し内で伝えたい要素は、文章ではなく箇条書きにしましょう。箇条書き形式なら、文章形式よりも作成および修正にかかる時間が少なくすみます。

オウンドメディアの記事アウトラインの必要性

記事作成でよくある悩みは、伝えたい情報を記事に論理的にまとめきれずに、必要以上に制作時間をかけてしまうことや、読者が理解しにくい記事になってしまうことです。

この悩みは、記事のアウトライン作成で解消できます。記事アウトラインの作成は、無駄な制作時間の削減とクオリティの向上に繋がるためです。

記事アウトラインを作成するには、記事で伝えたい情報を整理し、全体の構成を組み立てる必要があります。そのため、記事で伝えたい情報が上手くまとめきれずに立ち止まる時間が減ったり、本文を書き終えてから構成の違和感に気づき、すべてやり直しになることがなくなったりします。さらに、読者にとってわかりやすい見出しに整えてから執筆できるので、記事のクオリティが向上します。

オウンドメディアの記事アウトライン作成の手順

オウンドメディアの記事アウトライン作成の手順をご紹介します。

  1. テーマ(KW)の選定
  2. ターゲットの選定
  3. ニーズ(検索意図)の推測
  4. アウトライン構成の検討・執筆

オウンドメディアのアウトラインを作成する際は、上記の手順で進めることをオススメします。なぜなら、ターゲットやニーズを考えずにアウトラインを作成しても、大抵途中で書く内容に詰まったり、誰にも刺さらない記事になってしまったりするためです。

1:テーマ(KW)の選定

まずはじめに、記事のテーマ(KW)を選定します。

テーマを選定する際は、オウンドメディアの思想(軸)からずれないテーマを選定することが大切です。オウンドメディアの思想(軸)からずれたテーマの記事は、オウンドメディアのブランディングに悪影響を与えかねません。

たとえば、私たちは「マーケティングをもっと身近に」という思想のもとに、オウンドメディア「マケフリ」を運営しています。マケフリには「マーケティングを身近にする」ための記事を投稿しています。

しかし、ここで私たちが、「資産運用」の記事を執筆・投稿した場合、その記事を読んだ読者は、「マケフリ」を資産運用系のオウンドメディアかと勘違いするかもしれません。思想とずれたテーマを選択してしまうと、今までのマーケティングに関する記事を読んでくださった読者に、「マーケティング系のオウンドメディアではないんだ」といった誤解を与えかねません。

オウンドメディアの心構えを詳しく知りたいなら
思想(軸)を持つことは、オウンドメディア運営の心構えの1つです。当社が、実際にオウンドメディア運営で意識している4つの心構えを「オウンドメディア運営の4つの心構え|オウンドメディアを始める前に知っておきたいこと」でまとめております。オウンドメディア運営を考えている担当者はぜひごらんください。

2:ターゲットの選定

テーマが決まったら、次にターゲットを選定します。

ターゲット設定する際は、「そのテーマ(KW)の記事は、どのような人が検索しているのか、もしくは読むのか」を想定し、なるべく具体的なターゲット像を描きましょう。ターゲットの抽象度が高いと、誰のニーズも満たさない記事になってしまいがちです。

たとえば、この記事のテーマ「オウンドメディア 記事アウトライン作成方法」でターゲットを考えます。

この記事では、ターゲットを

アウトラインを作成したことがない、ライター初心者(もしくはこれからオウンドメディアを始めようとしているマーケティンング担当者)。ライターになって記事を書いているものの、1記事書き上げるのに非常に時間がかかる上に、読者にわかりやすいクオリティの高い記事に出来ないことを悩んでいる。早く、わかりやすい記事を作成できるようになりたいと思い、記事執筆について調べていく中で、記事アウトラインを作成するといいと知った。記事アウトラインの作成方法を学び、日々の執筆業務に活かしたいと考えている。

と選定しました。

記事にもよりますが、この粒度までターゲットを具体的に選定することをオススメします。

3:ニーズ(検索意図)の推測

ターゲットを選定したら、次にそのターゲットのニーズ(検索意図)を推測しましょう。

なんらかのテーマ(KW)で検索するターゲットは、基本的に「そのテーマ(KW)にまつわる悩みや疑問を解消したい」といったニーズを持っています。ニーズを持っているターゲットに対しては、ターゲットのニーズに応える記事が、価値ある記事と言えます。そのため、あなたは「ターゲットは何が知りたくて、このテーマ(KW)で検索したのか?」を推測し、記事に落とし込む必要があります。

ニーズには、顕在ニーズと潜在ニーズの2種類があります。顕在ニーズとは、ターゲットがすでに自覚しているニーズのことです。一方、潜在ニーズとは、ターゲットがまだ気づいていない本質的なニーズのことです。

たとえば、この記事のターゲットのニーズを考えてみましょう。この記事のターゲットの顕在ニーズは、「オウンドメディアの記事アウトラインの作成方法が知りたい」と推測できます。

一方で潜在ニーズは、「オウンドメディアの記事アウトラインの作成方法が知ってどうしたいか?」という点を考えると見えてきます。具体的には、「記事のクオリティを向上させたい」「記事作成に必要以上に無駄な時間をかけたくない」といったニーズを推測できます。

4:アウトライン構成の検討・執筆

ターゲットのニーズを推測したら、最後にアウトライン構成の検討と執筆をしましょう。

アウトライン構成を検討する際の注意点は、ターゲットのニーズを反映した構成に組み立てることです。ターゲットによって、書くべき内容や見出しの順番が大きく変わります。

ターゲットのニーズを反映した構成を練る際は、基本的に「顕在ニーズに応える内容は、潜在ニーズに応える内容よりも先に説明する」と覚えておきましょう。

この記事を例にとって、アウトラインの構成を考えてみましょう。

この記事のターゲットは、簡単にいうと「アウトラインを作成したことがない、ライター初心者」です。そして、そのターゲットの顕在ニーズから、アウトラインの概要や、アウトラインの作成方法(手順)の内容が必要であると言えます。さらに、このターゲットの潜在ニーズから、記事アウトライン作成の注意点(テクニック)の内容も必要であると言えるでしょう。

以上より、この記事アウトラインは

  • アウトラインの概要
  • アウトラインの作成方法(手順)
  • 記事アウトライン作成の注意点(テクニック)

の順になりました。

もし仮にターゲットが、「アウトライン作成の経験があり、アウトライン作成のテクニックが知りたいライター」とすると、今回の構成とは大きく変わるでしょう。

上記がターゲットの場合、アウトラインの概要は必要ありません。そして、このターゲットの記事は、顕在ニーズであるアウトライン作成のテクニック(注意点)を一番最初に説明します。

記事アウトラインを作成する際の注意点

この章では、記事アウトラインを作成する際の注意点を2つご紹介します。

ロジックジャンプはないか

アウトラインを作成する際は、ロジックジャンプに注意しましょう。ロジックジャンプとは、ロジック(思考の道筋)に穴(飛躍)がある状態のことです。

ロジックジャンプのある文章は、読者に説得感や納得感を与えられません。読者が説得感や納得感を感じられないと、途中で読むのをやめてしまいかねません。

実際に、ロジックジャンプした文章をみてみましょう。

「オウンドメディアのコンテンツは内製するべきだ。なぜなら、コンテンツの内製は、オウンドメディアを継続的に成長させることに繋がるからだ。」

あなたはきっと「コンテンツを内製することとオウンドメディアの継続的な成長がどう繋がるのだろう?本当に継続的な成長に繋がるのか?」と疑問を抱くはずです。ロジックジャンプした文章は、読者に疑問を抱かせ、説得力に欠ける文章になってしまいます。

正しいロジックで、先ほどのロジックジャンプした文章を書き直すと、下記の文章になります。

「オウンドメディアのコンテンツは内製するべきだ。なぜなら、コンテンツを内製すると、オウンドメディア運営のノウハウを社内に蓄積できるからだ。オウンドメディア運営のノウハウとは、「オウンドメディアをどうすれば効率的に運用できるのか」などといった方法や知識だ。ノウハウが蓄積されると、自社オウンドメディア運営の施策が洗練されていくため、自社オウンドメディアの成長に繋がる。だから、オウンドメディアを継続的に成長させるために、コンテンツを内製するのをオススメする。」

上記の文章なら、あなたは違和感なく理解できたと思います。

MECE感のある見出しになっているか

見出しを作る際の注意点は、「MECE感のある見出しにすること」です。MECEとは、漏れがなくダブりもない状態を指す言葉です。あなたがたくさんの要素を共通項でまとめた記事を執筆する際は、要素に漏れやダブりがないかどうかを、特に注意しましょう。

MECE感のない見出しの場合、読者は「この記事の見出し以外にも要素があるのではないか」などと疑問を感じるため、納得感のない記事になってしまいます。すると、読者は、「有益な記事ではない」と判断し、続きを読まないでしょう。

見出しを作成する際は、MECE感のある見出しであるか、を意識して作成しましょう。

たとえば、東京都の美味しい店をまとめる記事を書く時を考えてみましょう。

見出しを作成する際に、路線(JR山手線など)に分けてまとめると、新宿駅などたくさんの路線が重なる駅の内容(お店)がダブったり、路線の近くにはない美味しいお店が漏れてしまったりします。これが、MECE感がない見出しと言えます。

一方で、見出しを作成する際に、地域(市区町村群)に分けてまとめれば、路線で分けるのと違い、漏れやダブりがないので、読者が違和感や不信感を抱くことはないでしょう。

どの切り口で考えると、MECE感がある見出しになるか、をしっかり検討することが大切です。

参考:オウンドメディアの記事制作の流れや方法が、図解付きでわかる

オウンドメディアの記事制作の流れを、手元においていつでも見返せるように、1冊のeBookにまとめました。全ページ図解付きで、オウンドメディアの記事制作の流れを網羅的に学ぶにはぴったりの1冊です。

「オウンドメディア 記事制作ガイドブック」は、以下URLから無料でダウンロードできます。ぜひ、ご活用ください。

https://k3.kairosmarketing.net/form/ownedmediaguidebook?k3ad=makefri