記事やコラム、何を書けばいい…?2つの軸で考える企画方法
みなさま、こんにちは。マケフリ編集部です。
「記事やコラムって、何を書けばいいんだろう…?」
私たちマケフリ編集部は、こんな風に迷わないよう、「一般的な共通認識はないけれど経験があるテーマ」を企画するよう意識しています。
本日は、私たちのポリシーとも言うべき「オウンドメディアに書くこと・書かないこと」を図解でご紹介します。
※2021年2月16日配信
オウンドメディアに書いていること・いないこと
「記事を書き始めたは良いものの、知識が足りなかった。」
「他社の記事と似たような記事になってしまった。」
私たちはそんな失敗をしないために、「オウンドメディアに書くテーマの領域」を規定しています。
やりかたは、かんたんです。
まず、テーマを「一般的な共通認識があるか・ないか」と「経験があるか・ないか」で分類します。
たったこれだけです。
私たちは、図の中の、「一般的な共通認識がない」「経験がある」テーマを書くよう意識しています。
「一般的な共通認識の有無」とは、広く知れ渡った解答があるかどうかという意味です。
たとえば、「WindowsとMacのショートカットキーについて」のテーマは、正解があり、一般的にも知られているテーマですよね。このテーマで独自性を出すのは難しいはずです。
反対に、「一般的な共通認識のないテーマ」とは、どのようなものでしょうか。
私たちはオウンドメディア運営の中で、オウンドメディアのノウハウを培ってきました。
記事レビューの観点や、ツール使用を高速化する小ワザ…。
これらは、「経験があり、かつまだ広く知れ渡った共通認識のない領域」です。
記事では、自分たちだけが持つ経験を伝えよう
独自のノウハウをお伝えする記事は、他社と差別化を測れます。さらに、これは私たちの経験則ですが、執筆スピードも驚くほどに速まります。
オウンドメディアに書ける領域を意識して記事を企画すると、記事の量と質、どちらも高水準で維持できます。
この「経験」が指すのは、個人の経験だけではありません。
チーム単位、会社単位でも、ノウハウの獲得は立派な経験です。
ぜひ社内の取り組みを、社員にヒアリングしてみましょう。一人ひとりの試行錯誤が、記事の企画に繋がるはずです。
「書けること、なくなるんじゃないの?」そうならないために
「自社の経験にも限界があるし、結構いろんなことが言い尽くされている…」
確かに、記事企画を過去の経験だけに頼っていたら、いずれ限界が来てしまいます。
そうならないために、私たちはもう一つ、大事にしているポリシーがあります。
それは、まだ共通認識もなく、私たちの経験がないことを「試す」こと。
私たちは、まだ誰も正解を知らないことを、進んで試しています。そしてPDCAを回し、ノウハウとして提供できるまで施策を固めています。
その試行錯誤が、私たちの経験になり、記事の企画になるのです。