「メルマガ開封率が上がらなくなってきた」担当者におすすめの、ABテストのやり方(2019年12月23日号)

みなさま、こんにちは。

いつも当社のメルマガをお読みいただき、ありがとうございます。

メルマガ開封率クリック率アップに効果的な手法を調べても、「これってうちの場合にも当てはまるの?」「実際にやってみたけど、あんまり効果を感じなかった」と感じているメルマガ担当者は多くいらっしゃいます。

今回は、そんな担当者の皆さまに、「あなたのメルマガ配信リストにとって」効果的な手法を見つけるのに最適なABテストをご紹介いたします。

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開封率を上げる秘訣はABテストで見つかる

メルマガのABテストとは、件名やファーストビューなどの一部を変更したAとB、2つのメルマガを用意し、「どちらがより開封率やクリック率が高まるか」を検証する手法です。

効果的な件名の付け方や配信タイミングは、それぞれ会社によって異なります。その理由は、それぞれ会社ごとにメルマガのリストが違うからです。メルマガのリストにどんな方がいるかで、最適な件名や配信タイミングは変わります。

「あなたのメルマガリストにとって」効果的な手法を見つけるためには、自社のリストでABテストを実施して、効果を検証する必要があります。

「では、一般的に言われる開封率やクリック率を上げる手法は役に立たないのか」、というと、そうではありません。一般的な手法をABテストで検証し、効果が出たら採用すればよいのです。

たとえば、「件名にユーザーメリットを盛り込むと開封率が上がる」という、一般的な開封率向上のテクニックがあります。こちらを検証するために、ABテストを実施しましょう。

件名にユーザーメリットを盛り込んだメルマガAと、件名にユーザーメリットを盛り込まなかったメルマガBを作成し、配信します。メルマガAの方がクリック率が高いことがわかれば、「あなたのメルマガリストでも」件名にユーザーメリットを盛り込むと開封率が向上する、と言えます。

おすすめはリストの一部に先行配信するABテスト

メルマガのABテストを行う際に注意していただきたいことは、「一度検証した結果を他のメルマガに当てはめても、同様の効果が得られるとは限らない」ということです。

メルマガは毎回内容が異なるため、「たまたまそのメルマガでは、Aの件名が効果的だったが、今回のメルマガではBの件名が効果的だった」といったケースも十分考えられます。

そのため、メルマガのABテストを行う際には、全リストから一部を抽出し、抽出したリストに対してABテストを行い、効果の高かった方を残りのリストに送信する、という検証方法がおすすめです。

たとえば、「全リストの中から100件を抽出し、それを50件ずつに2分割する。2分割した50件に対してAとBのメルマガを送り、効果が高かったメルマガを残りのリストに配信する」というように、ABテストを実施してみましょう。

このABテストを使えば、「あなたのメルマガリストにとって」効果のある件名の見つけ方やCTAの配置方法などの法則が見つかります。


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