最高のプレゼン練習法は「立ち稽古」250回以上のセミナー開催で得た実体験(2019年9月23日号)

みなさま、こんにちは。

いつも当社のメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

あなたは、完璧な目玉焼きを作れますか?私はつい先日、完璧な目玉焼きを作ることに成功しました。

完璧な目玉焼きを作るのはとっても簡単です。焼く前に、卵をザルで濾(こ)すのです。
たったこれだけです。卵をザルで濾(こ)すことで、液状化した、サラサラな白身が下に落ちます。すると、しっかりした白身だけが残り、まん丸でふっくらした、完璧な目玉焼きが完成するのです。

焼き加減はあなたのお好みで。ぜひ、お試しください。

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本日のメルマガの概要

人前でプレゼンをしなければならない時がありますよね。そんなとき、あなたはどんな練習をしてプレゼンに臨んでいますか?

私たちは、毎週2〜4回ほどの、さまざまな自社セミナーを運営しています。そんな私たちがおすすめする、最も効果が高いプレゼン練習法は、「立ち稽古」です。立ち稽古とは、本番さながらの状態で行う、模擬プレゼンのことです。

本日のメルマガでは、プレゼン練習法としての「立ち稽古の重要性」「よい立ち稽古の3つのポイント」をご紹介します。

プレゼンを控えているあなた、あるいは、プレゼンに苦手意識を持っているあなたに、ぜひ読んでいただきたい内容です。

なぜプレゼン練習に立ち稽古が必要なのか

プレゼンの練習に「立ち稽古」が必要な理由は「内容が頭に入っているからといって、人前で話せるわけではないため」です。

ついやってしまいがちなプレゼン練習法に「話す内容を頭に入れるため、パワーポイントとにらめっこする」があります。私たちも、はじめはこの「にらめっこ練習法」をやってしまいました。

プレゼンが決まってからの最初の数日間、「話す内容の確認」に時間を費やしたのです。

パワーポイントとにらめっこしながら、「こんな風に話そう」「ここはしっかり間を取ろう」とシミュレーションし、「脳内で」完璧にプレゼンは仕上がったはずでした。

しかし、いざ壇上に登ると、散々頭に入れたはずの内容を全く話せないことに気づきました。

知識豊富なはずの大学教授の授業が要領を得ないこともあるように、「話す内容が頭に入っていること」と「話せること」はイコールではありません。そしてプレゼン練習のゴールは「話せるようになること」です。

もしもあなたがプレゼンをするなら、プレゼン内容を頭に入れる作業はある程度でとどめ、なるべく早く、立ち稽古をしましょう。立ち稽古を行う中で、プレゼンの内容も自然と頭に入ります。

よい立ち稽古の3つのポイント

よい立ち稽古をするためのポイントは3つです。

  1. 動画を撮影する
  2. 誰かに見てもらう
  3. 3回以上行う

これら3つはすべて最高のプレゼンをするために必要なポイントです。ひとつずつ解説します。

立ち稽古のポイント1:動画を撮影する

自分が話している姿を自分で見るために、動画を撮影しましょう。

客観的に自分を見ることで、「喋りのくせ」「動きのくせ」「説明がわかりにくい部分」に気づけます。

特に、話した本人が自分の動画を見て「わかりにくい」と感じた部分は聞き手にとっては、もっとわかりにくい部分です。「話す内容の改善」か「スライドの改善」をする必要があるでしょう。

立ち稽古のポイント2:誰かに見てもらう

「1人でならスラスラ話せたのに、聞き手がいると緊張してうまく話せなかった…」こんな後悔を、よく耳にします。

より本番に近い状態で練習するためにも、立ち稽古を誰かに見てもらうことは必須です。

1人で練習するのと誰かに見てもらうのとでは、緊張の度合いが全く異なり、「本番での落ち着き」に段違いの差が出るためです。

また、自分では気づけない改善点を指摘してもらえることも、誰かに見てもらうことの大きなメリットです。

私たちの経験上、後輩や同期に見てもらうと、あまり緊張感を保てません。本番でリラックスしてプレゼンするためにも、立ち稽古は、先輩や上司に見てもらうことをおすすめします。

本番よりもむしろ、先輩が見ている立ち稽古の方が緊張するくらいです。

立ち稽古のポイント3:立ち稽古は3回以上行う

1度目はできたことが、2度目にはできなくなることがザラにあります。

あるいは、1度目・2度目はできたのに、3度目で失敗してしまうことだってあります。

プレゼンの改善点を漏れなく発見するためにも、立ち稽古は3回以上行いましょう。

プレゼンで緊張せず、最高のパフォーマンスを発揮するために必要なのは「これだけ練習したのだから」という自信です。

そしてこの自信は、「にらめっこ練習法」では獲得できません。

あなたがプレゼンをする際にはぜひ、このメルマガで紹介した「立ち稽古」を実施してみてください。

みなさまのお役に立てば幸いです。

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