SFAが定着しない3つの理由と、すぐにできる改善のヒントをご紹介

SFA、日常業務にちゃんと根付いていますか?
SFAを導入したものの「定着しない」「活用されていない」といった課題は少なくありません。SFAが社内で定着しない背景には、実は多くの企業に共通するつまずきポイントがあります。
本日は「定着しないSFA」によくある3つのつまづきポイントを取り上げ、すぐに試せる改善の工夫をご紹介します。
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※2025年5月2日配信
1:SFAに入力されない・入力内容の粒度がバラバラ
SFAの入力項目が多すぎたり、入力ルールが曖昧なままだと、入力されなかったり、入力内容の粒度や視点が担当者によってバラバラになりがちです。
まずは、入力ルールを3項目だけに絞ってスタートしてみましょう。
- 案件名(誰とのどのような商談か)
- 次にやるべきこと(ToDo)
- 実施予定日(期限)
この3つが入力されていれば、「誰が・何を・いつまでに」やるかが明確になり、リーダーも把握しやすくなります。入力する側の心理的ハードルも下がります。
さらに「入力例」をチーム内で共有すれば、入力内容に統一感が生まれ、データ分析や他部門との連携にも活かしやすくなります。
2:入力しても見られない・使われない
せっかく入力された情報も、活用される場面がなければ、入力者は手間に感じてしまいます。
おすすめは、定例の営業会議や1on1の場でSFAの画面を見ながら、案件の進捗状況を確認したり、次の一手を話し合うこと。
SFAベースで会話を進めることで、「ここに入力すると見てもらえる」「判断材料として使われている」という実感が生まれ、自然な活用と定着へと繋がります。
3:入力内容が営業成果に結びつかない
SFAに、商談記録を入力するだけでは「次は何すればいい?」となりがちです。入力時のルールとして、以下のような視点を明記すると行動に繋がる記録になります。
- この商談で何が決まったか?(決定事項)
- 次に何をする必要があるか?(次回アクション)
- 誰が、いつまでに対応するのか?(担当者・期限)
次回アクションと期限を「ToDo」として登録すれば、リマインドが自動で設定され、対応の抜けもれを防ぐことができます。
リーダーも案件の進捗状況をひと目で把握できます。

以上、SFA活用を定着させる3つの工夫をお伝えしました。
今回のメルマガが、SFAの入力の質を高め、日常業務に根付かせるきっかけになれば幸いです。
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