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「Kairos3」の案件候補機能とは?マーケと営業の連携がスムーズになる活用法

「営業に引き渡したリード、しばらく報告がないけどどうなったんだろう?」

これは展示会セミナーの後、マーケティング担当者がつい心配になるお悩みです。

リードがどれだけ商談につながったのか、マーケから営業に個別連絡やExcelでの確認依頼などをしていると、膨大なコミュニケーションコストやタイムラグが発生します。

この悩みを解消するのが「Kairos3 SalesSFA)」の「案件候補機能」です。

この記事では、マーケと営業がそれぞれの業務に集中しながら、「案件候補機能」を活用してスムーズに連携できる仕組みを紹介します。

マーケと営業の「すれ違い」が起きる理由とは?

マーケと営業はうまく連携が取れていないと、両者の隠れた本音によるすれ違いが発生します。

たとえば、マーケ側は

  • 「せっかく渡したリードに営業は全然アプローチしてくれない」
  • 「渡したリードがその後どうなったかがわからず、施策の改善につなげられない」

と営業に対して不信感を持つことがあります。

引き渡したリードの「その後」が見えないと、マーケティング施策PDCAが止まり、最終的には「このリード、本当に営業に渡して大丈夫か?」とリードの引き渡し自体にも不安が生まれてしまうのです。

一方の営業側もマーケに対しての本音があります。

  • 「マーケは現場や顧客のリアルを知らない」
  • 「今すぐ客ではないリードを大量に渡されても困る」

商談につながらないリードを何度も渡されると、「本当に対応する必要があるのか?」「どれから優先すべきかわからない」と悩み、行動が後回しになります。

このようなすれ違いが続くと、両者の間に見えない壁ができてしまいます。

お互いに不信感を抱いたままではリードの放置や取りこぼしなどにつながり、成果にもブレーキがかかってしまうのです。

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Kairos3 Salesの「案件候補機能」とは?

マーケと営業のすれ違いを防ぐために私たちが使っているのはSFAツール「Kairos3 Sales」の「案件候補機能」です。

案件候補機能は、設定した条件に合致したリードを自動で一覧表示する機能です。HOTリードや任意のリードタグに該当するリードの抽出などができます。

Kairos3 MarketingMA)」側で、見込み度が高まったリードが見つかった場合、「Kairos3 Sales」のトップ画面へ「案件候補リスト」としてリードが自動で表示されます。営業担当はそのリストを確認し、ワンクリックで「案件化」または「非案件化」を選択できます。

MA+SFA一体型ツール「Kairos3」とは
「Kairos3」はリード獲得から受注までを一元管理するMA+SFA一体型ツールです。「Kairos3 Marketing(MA)」と「Kairos3 Sales(SFA)」を連携して活用することで、事業全体で一貫した顧客管理・施策実行・データ分析を実現できます。専任担当者の伴走型サポートで自立運用までを支援します。ご興味のある方は以下の資料をごらんください。
MA+SFA一体型ツール「Kairos3」の製品資料はこちら
「Kairos3」のサポートについてはこちら

「案件候補機能」がマーケと営業のすれ違いをなくすカギ

私たちは、マーケティング施策を企画する段階で、営業とリード数や対応優先度をすり合わせておきます。すり合わせた内容をもとに案件候補機能を設定しておくと、施策実施後、集めたリードから「Kairos3」が自動で案件候補リードを抽出してくれます。

リードの引き渡しが自動化され、マーケと営業のコミュニケーションコストはほぼ0。Excelやメールを使った都度確認からも解放されます。

さらに「Kairos3」上では、引き渡したリードの案件化された経緯と現在のステータスをいつでも確認可能です。

どういう条件で案件候補に設定している?私たちの事例

私たちの運用では、以下のような条件を設定して「案件候補リスト」に自動表示させています。

  • 通常時(常設の条件)
    • 製品サイトからのお問い合わせ
    • 製品資料のダウンロード
  • イベント開催時(都度設定する条件)
    • 展示会での対応優先度の高いリード
    • お礼メールなどから問い合わせや商談予約があった方
    • セミナー参加者のうち、アンケートで該当項目にチェックを入れた方
      (例:「実際の操作画面やデモを見たい」「見積もりや費用感を知りたい」)

条件設定は柔軟にカスタマイズできるので、施策ごとに最適な基準を設けています。

実際どう確認している?私たちの運用方法

案件候補に表示されたリードは、営業で確認し、案件可否の判断をして随時案件化しています。案件化の際には、案件の詳細や窓口顧客なども同じ画面から入力できるので、案件作成・記録が一度で済みます。

マーケ側は、「Kairos3 Sales」の画面からその後の商談状況を追えるため、営業に状況を逐一聞く必要がありません。MAとSFAは上部バーにあるボタンで行き来できるため、いつでも簡単に両方の情報が確認できます

実際に、マーケの展示会担当者がSFAを覗き、展示会から引き渡したリードの商談の流れや受注に繋がったことを確認してモチベーションを上げることもありました。

SlackやExcelで「このリードどうでした?」と個別に問い合わせるやりとりはほとんど発生しません。過去施策の振り返りや次回の展示会等の準備の際だけ、営業とかんたんにすり合わせる程度です。

マーケも営業も「次の一手」に集中できる仕組み作り

Kairos3 Sales」の案件候補機能を使えば、リード引き渡しのコミュニケーションはほぼ0になります。それどころか、「あのリード、営業は対応してくれているかな?」といった不安からも解放されます。

マーケは施策の立案・改善に、営業は商談にそれぞれ集中できる環境が整うのです。

  • 案件候補機能は一度設定すれば動き続ける「自動案件創出機関」
  • MA・SFA一体型の「Kairos3」だからこそ、リード情報と営業行動を一本化できる

「マーケと営業がすれ違わない仕組み」を「Kairos3」で作ってみませんか?

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