今日からできる!600回以上のメルマガ配信からわかった、開封されるメルマガ件名の作り方(2019年9月3日号)

みなさま、こんにちは。

いつも当社のメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

夏もいよいよ終わり、一雨ごとに秋が近づいてくるのを感じる、今日この頃です。

通勤の道すがらに咲いていたタチアオイが枯れ始め、花屋の店先のリンドウが、咲き始めるのを眺めて、季節の移り変わりの早さを感じました。まさに「ちいさい秋みつけた」という気持ちです。

秋が来たら、すぐに冬になります。今年も残り4ヶ月となりました。日々の、季節の移り変わりに目を向けながら、1日1日を大切に過ごしていきたいものですね。

では、本題に入ります。

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「開封されるメルマガの件名が思いつかない」

メルマガ担当者のみなさまは、「開封していただけるメルマガの件名が、思いつかない」というお悩みにつきあたることは、ありませんか。

そんなときは、「4U」を用いてメルマガの件名を考えてみましょう。4Uとはコピーライティングのテクニックで、「超具体性 (Ultra-Specificity)」「独自性 (Uniqueness)」「有益性 (Usefulness)」「緊急性(Urgency)」の4つのUから始まる要素のことです。

4Uを用いた、開封される件名の作り方

4Uを使えば、「開封される件名」が非常にかんたんに書けます。今回は「メールマーケティングのテクニック」というセミナーへの集客を、メルマガのテーマと仮定して、4Uで件名を作ってみましょう。

    • 「超具体性」

「90分で学ぶ、メールマーケティングのテクニックセミナーのご案内」

超具体的にするには、「90分で」のような数値を使うコピーが有効です。

    • 「独自性」

「500の導入実績を持つベンダーが語る、メールマーケティングのテクニックセミナーのご案内」

あなたの会社の強みや、独自性を盛り込むことで、「このメルマガでしか、知ることができない情報がある、開く価値がある」と読者に感じていただけます。

    • 「有益性」

「担当者の腕がみるみる上がる!メールマーケティングのテクニックセミナーのご案内」

読者に「メルマガを開くメリットがありそうだ」と感じていただけるコピーを盛り込みましょう。読者にメリットをイメージしやすいコピーを作るためには、読者の立場に立って考えてみましょう。

    • 「緊急性」

「今週限定の応募登録!メールマーケティングのテクニックセミナーのご案内」

緊急性を持たせるとは、読者に「今すぐ」開きたい、と思っていただくことです。「今」開かないと損してしまうかもしれないと、読者に思っていただけるようなコピーが有効です。

これで4つの件名ができました。この4つの件名を1つの件名に結合することもできます。その際は、冗長にならないよう、不要な表現を削っていきます。件名は可能であれば、30字前後に収めましょう。

4Uを使うだけで、開封率が4%以上アップした

当社の過去のメルマガの中で、4Uを用いた件名のものと、そうでないものの開封率の平均を算出しました。

結果は、4Uを用いた件名の平均開封率と、用いていない件名の平均開封率に、なんと4%の差がありました。

どんなに面白くて、ためになるメルマガを書いたとしても、開いていただかなければ中身はわかりません。まずは件名で読者に「読んでみたい」と思っていただく必要があります。4Uは読者の「読んでみたい」に引っかかるフックの役割を果たすのです。

私たちも4Uを使って件名を作っています

私たちも4Uを使ってメルマガの件名を作っています。現に、このメルマガの件名も、4Uのうち、「超具体性」「独自性」「有益性」を使って作ってみました。みなさま、気づいていただけたでしょうか。

読者に開封されやすいメルマガの件名が思いつかず困ったときは、4Uを使って件名を作ってみましょう。開封されやすい件名を、短い時間で作ることができます。

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