Kairos3には、生成AIを使ったメルマガ作成機能があります。私たち自身も、日々のメルマガ運用でこの機能を使っています。
AIによってメルマガ作成が楽になる一方で、ひとつの疑問がありました。
それは、「生成に必要な情報をどこまで入力すべきなのか」という点です。入力を簡略化すると、成果まで落ちてしまうのではないか。そんな不安もありました。
この記事では、AIメルマガ作成における「効率化」と「成果」のバランスを確かめるために実施した、ABテストの結果をご紹介します。
AIメルマガ作成で業務効率化!続けられる配信運用編
なぜABテストをやってみたのか
AIメルマガ作成機能には、効果的な文章を生成するために必要な「メルマガの概要」「対象読者(ターゲット)」「読者の悩み・課題」など、いくつかの入力項目があります。
入力項目を丁寧に埋めれば、精度の高い文章が生成されそうです。その一方で、作業工数は増えてしまいます。
成果を維持するためには、どこまで入力すれば十分なのだろう?そんな疑問からABテストを行いました。
「効率化」と「成果」のバランスを確かめるABテストの方法
ABテストでは、AIメルマガの使い方を2パターンに分け、作成効率と配信結果を比較しました。
ひとつは、入力項目の一部は空欄のままでメルマガ本文を生成するAパターン。
もうひとつは、すべての入力項目を埋めた状態でメルマガ本文を生成するBパターンです。
Bパターンでは、生成後に「ブラッシュアップ」ボタンを使用し、「説得力のある」トーンのみを指定して文章を整えました。
入力項目をどこまで埋めるかによって、メルマガ作成にかかる時間や、生成される文章の質に違いが出るのか。また、Aパターン、Bパターンで生成された文章の違いが、配信結果の数値にどう表れるのかを検証しました。
Aパターンで作成時間は約30%削減、CVも獲得
入力項目に空欄がある状態で本文を生成したAパターンでは、メルマガ1本あたりの平均作成時間が27分でした。
一方、入力項目をすべて埋めたBパターンは43分です。
入力項目を一部省くことで、作成時間を大きく削減できました。
また、セミナー集客メルマガの申し込み数のコンバージョン(CV)率は、入力項目をすべて埋めたBパターンの6.4%に対し、入力項目に空欄があるAパターンは9.1%という結果になりました。
開封率やクリック率については、両パターンで大きな差は見られませんでした。
注目したいのは、生成するための入力項目をすべて埋めなくても、メルマガとして成立したことです。
「メルマガ概要」項目に、セミナーの内容や伝えたい情報をきちんと入力することで、入力項目をすべて埋めなくても、効果的な文章が生成され、CVにつながったと考えています。
まとめ
今回のABテストにより「入力を簡略化すると成果が落ちる」と一概には言えない、という結果が得られました。
もちろん、すべてのケースで同じ結果になるとは限りません。メルマガのテーマや対象読者によって、丁寧な作り込みが必要な場面もあります。
ただ、少なくとも今回の検証では、作成工数を抑えながら、実用的な成果を出せる可能性が示されました。
私たちは、週に3回以上メルマガを配信しています。
1通あたりの作業時間が10分、15分と短縮されるだけでも、その積み重ねは大きく、ほかの業務に使える時間が生まれました。
そして何より、項目を全て埋めなくても効果的な文章が生成されるAIメルマガ機能であることを発見できたことが、今回の検証の大きな成果でした。
マケフリでは、こうしたKairos3実運用の中で得られた知見をもとに、マーケティングや営業の現場で使えるヒントを発信しています。
この記事が、日々のメルマガ運用を見直すきっかけになれば幸いです。
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