メルマガって本当に効果があるの?メルマガの効果やメリット、始める前の注意点をご紹介

メルマガは、昔からある定番のマーケティング施策で、いまだに多くの企業で行われています。

とはいえ、

「メルマガって本当に効果あるの?」
「メルマガの効果って具体的にどういうもの?」

と疑問を抱いているマーケティング担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、メールマーケティングセミナーを開催している私たちが、セミナーで出席者のみなさまとかかわる中で得た知見を含めて、メルマガの効果はもちろん、これからメルマガを始める際の注意点、メルマガを始める前に知っておきたい基礎知識まで、わかりやすく解説します。

あなたのお役にたてば幸いです。

メルマガとは

メルマガとは、自社の商品やサービスの販売促進や、顧客との関係性強化を目的に、定期的にメールを送信する、メールマーケティング手法の1つです。

今や約7割の企業が、何かしらのメールマーケティング施策を行っていると言われています。そのメールマーケティング施策の中で、もっとも利用されているのがメルマガです。

メルマガの3つの効果

この章では、メルマガの3つの効果を学びましょう。

メルマガの3つの効果とは、関係性強化・認知度向上・販売促進です。

3つの効果は分けて説明していますが、密接に関わり合っていることを念頭に置いておいてください。

1:関係性強化

メルマガの1つ目の効果は、関係性強化です。

関係性強化とは、お客さまと接点を増やし、好感を持っていただいたり、自社や自社の商品・サービスのファンになっていたいたりすることです。

メルマガは、こちらから定期的に見込み客と接点を持てるマーケティング手法です。意識しないと気づきませんが、メルマガのように、こちらから定期的に見込み客と接点を持てるマーケティング手法は、意外と少ないものです。たとえば、オウンドメディア(自社が運営するWebサイトやブログ)をイメージしてみましょう。オウンドメディアは、「コンテンツを発信する」という点では、メルマガと同じですが、オウンドメディアは、ユーザーが「検索」しないと接点を持てないため、定期的な接点は持つことは困難です。

このように、こちらから見込み客と接点を持てるという特徴を備えたメルマガですが、だからと言って売りっ気の強いメルマガばかりを送らないよう、注意しなくてはなりません。なぜなら、売り込み要素の強いメルマガばかり送ってしまうと、読者に敬遠され、次第に読まれなくなってしまうからです。読者との関係性を強化するためには、読者にとって役に立つ情報をお送りし、読者に好感を持っていただくことが大切です。

関係性強化のためにお送りするメルマガの内容は、

  • 業務や生活に役立つ情報
  • 自社や自社のサービスの「歴史や想い」

などです。

読者に有益な情報を届けていれば、読者はあなたのメルマガ、ひいては、あなたの会社のファンになってくださるかもしれません。ファンになってくださった読者は、優先的にあなたのサービスを購入してくださったり、口コミで紹介したりしてくださったりします。

2:認知度向上

メルマガの2つ目の効果は、認知度向上です。

素晴らしい商品やサービスも、市場での認知度が低いと買っていただけません。メルマガは、サービスの認知度を向上させる手法の1つです。特に、サービスの認知度がそこまで高くなかったり、多機能で理解が難しいサービスを取り扱っていたりする場合は、顧客リストに対して自社サービスを紹介するメルマガを送ることで、認知度の向上を見込めます。

認知度向上のためにお送りするメルマガの内容は、

  • 自社の商品・サービスの魅力
  • 導入事例

などです。

サービスの認知度が向上すれば、いつか読者があなたのサービスを必要としたときに「そういえばメルマガであんなサービスの話をしていたな」と思い出していただけます。

3:販売促進

メルマガの3つ目の効果は、販売促進です。

とあるアンケートによると、30%の人が「メルマガをきっかけに商品やサービスを購入したことがある」と回答しています(ソース)。つまりメルマガには、販売促進の効果があります。

販売促進のためにお送りするメルマガの内容は、

  • キャンペーン情報
  • クーポン
  • セミナー情報
  • 展示会案内

などです。

販売促進の効果を狙ってメルマガを送る際は、売り込みすぎないように注意しましょう。興味関心の薄い層に売り込み要素の強いメールばかりを送ると、読者に敬遠され、開封されなくなります。

もしも販売促進目的のメルマガをお送りするなら、「商品に興味がある」と判断できた読者にのみ、お送りしましょう。

メルマガの3つのメリット

この章では、メルマガのメリットを学びましょう。

1:コストが安い

メルマガにかかるコストは、月々数千円〜高くても数万円です。内訳は、主にメール配信ツールやマーケテイングオートメーションの利用料金です。メルマガにかかるコストは、紙広告やWeb広告よりも安くすみます。

2:読者に合ったコンテンツを届けられる

オウンドメディアなどのWeb上のコンテンツは、「誰に読んでいただくか」を選択できません。しかし、メルマガは「業種」「地域」によるセグメンテーションが自由自在に設定できるため、「誰に読んでいただくか」を選択できます。。

メルマガのセグメンテーションとは、リストを読者の属性やニーズによって分類することです。

一斉送信のメルマガにくらべて、セグメンテーションして配信するメルマガ(セグメント配信)は、開封率クリック率が高くなる傾向があります。

3:読者の受信箱に保存され、いつでも検索可能

掲載期間が終了したら閲覧できなくなる広告と違って、メルマガは顧客の受信箱に保存され、いつでも検索できます。

実際に、半年前のメールに返信があり、商談に繋がったケースもあります。半年前に送ったメルマガに返信が来た理由は、メルマガが「検索可能」で、「受信箱に保存される」性質を持っていたからです。

メルマガで効果を出した事例

この章では、メルマガで効果を出した事例をご紹介します。ご紹介する事例は、産業用パッケージメーカーが、メルマガを起点として、Webからのお問い合わせ数を10倍にした事例です。

こちらの企業は、足でかせぐ営業活動しかできておらず、Webサイトから顧客を獲得する仕組みづくりができていないことが課題でした。

上記の課題を解決するため、彼らはメルマガをはじめました。
彼らはメルマガにWebサイトへのリンクを挿入することで、Webサイトのアクセス数や閲覧ユーザー数を順調に増やしていきました。

さらに、彼らは単なるメール配信ツールではなく、マーケティングオートメーションを用いてメルマガを配信しました。マーケティングオートメーションとは、メール配信に加えて、メルマガ配信後に読者がどのWebページを見たかを可視化できるツールです。

Webサイト上の閲覧履歴の分析をメルマガ企画に活かすことで、より読者のニーズにマッチしたメルマガをお送りできるようになりました。

読者のニーズに合致したメルマガを起点にWebサイトの閲覧者を増やし、最終的にWebからのお問い合わせ数は10倍になった、という事例です。

他にも、マーケティングオートメーションを活用し、メルマガで効果を出した事例がございます。メルマガで効果を出した事例は、「こちらのページ」からごらんいただけます。

メルマガを始める前に知っておきたい3つの注意点

メルマガを始める前に知っておきたい注意点をご紹介します。

1:メルマガは個人情報の流出に注意する

メルマガを配信するには、お客さまのメールアドレスが必要です。メールアドレスは当然個人情報に該当しますので、流出には注意しなければなりません。個人情報を流出させてしまうと、「個人情報保護法」に抵触します。

個人情報の流出を防ぐ方法は、メール配信ツールやマーケティングオートメーションなどの、メール配信に適した専門のツールを利用することです。

ツールを用いずにメルマガを一斉送信する方法も、ないわけではありません。GmailなどでBCC配信を用いる方法です。しかし、BCC配信を用いてメルマガを配信すると、メールアドレスをBCCに入れたつもりが、CCに入れてしまっていて、受信者から他のメールアドレスが見えてしまう事故が起こりえます。実際に、こういったヒューマンエラーによって、個人情報を流出させてしまう事故が起きています。

個人情報の流出事故が起こらないよう、メール配信専用のツールを利用してメルマガを配信しましょう。

また、メルマガに関する法律は、「個人情報保護法」だけでなく「特定電子メール法」もあります。法律を遵守して、メルマガを配信しましょう。

メルマガの法律について学びたいなら
メルマガ運用者が知っておくべき法律〜「個人情報保護法」と「特定電子メール法」」は、メルマガ担当者の知っておくべき法律をわかりやすく解説しております。あわせてごらんくださいませ。

2:メルマガはすぐに効果が出る施策ではない

メルマガは、始めてすぐに効果が出る施策ではありません。メルマガは、お客さまと継続的に関係性を築いていくことで、効果が出る施策です。もしあなたが、すぐさま効果を出さなければならない状況なら、メルマガは不向きな施策です。

3:メルマガはコンテンツを作るリソースが必要

メルマガを作成するには、リソースが必要です。「メルマガを始めたせいで、日常業務にあてる時間がなくなってしまった」となると、本末転倒ですよね。

メルマガ専任の担当者を設けることができれば一番よいのですが、リソース的に難しい企業が多いでしょう。私たちも、専任の担当者は設けず、2〜3人のメルマガ執筆者を決めて、その中で手が空いているスタッフがメルマガを執筆しています。

メルマガのコンテンツに困らないために
メルマガのネタ切れを防ぐ4つのシンプルな方法」は、メルマガのコンテンツがネタ切れにならない4つの方法をまとめております。あわせてごらんくださいませ。

メルマガを始める際に知っておきたい基礎知識

メルマガを始める際に知っておきたい基礎知識を紹介します。

メルマガを配信できるツールの選び方

メルマガ配信ができるツールは、大きく分けて2種類あります。

  • メール配信ツール
  • マーケティングオートメーション

どちらのツールを使うかによって、メルマガでできることは変わります。自分たちがやりたいことや予算、割けるリソースに応じて、最適なツールを選びましょう。

メール配信ツールは、メール配信に特化したツールです。「まずはメルマガ配信だけを始めたい」「料金を低く抑えたい」というマーケティング担当者は、メール配信ツールがおすすめです。

一方、マーケティングオートメーションは、メール配信に加えて、顧客管理、WEB解析、フォーム作成の機能があり、メール配信ツールよりお客さまのニーズに合わせたメールマーケティングを実行できます。ただし、メール配信ツールよりも費用がかかるケースが多いです。

ツールなしでも、BCC配信を用いればメルマガを一斉配信できますが、前述した個人情報の観点から、オススメはできません。

HTML形式のメールとテキスト形式メールの違い

メールには以下の2つの形式があることも、メルマガを始める前に覚えておきましょう。

  • HTML形式
  • テキスト形式

私たちが普段使っているメールは、テキスト形式です。テキスト形式のメールは、文字通りテキスト情報しか扱えません。

HTMLメールは、本文内に画像を挿入したり、レイアウトを変更したり、さらには開封されたかどうかを検知したりできます。メルマガの効果測定を行い、PDCAを回して改善していくには、開封率を計測できるHTMLメールの利用が必須です。

HTMLメールとテキストメールの見え方がどのくらい違うかは、下図をごらんいただければ明らかです。

HTML形式のメルマガを作成するには、多少HTMLの知識があった方が便利です。

HTMLを少しでも理解したい方必見
HTML初心者のための使えるHTML基礎知識」は、HTMLの基礎をわかりやすくまとめております。あわせてごらんくださいませ。

HTMLメールには、「受信拒否している読者には届けられない」というデメリットがあります。しかし、このデメリットは「マルチパートメール」という配信方法で解決できます。

マルチパートメールとは、かんたんに言うと、HTMLメールを受信できる読者にはHTMLメールを表示し、受信できない読者にはテキストメールを表示するメール配信方法です。

マルチパートメールについて詳しく知りたいなら
マルチパートメールとは?メルマガ担当者がわかりやすく解説します」は、マルチパートメールの概要から作り方までまとめております。あわせてごらんくださいませ。

おわりに

この記事では、メルマガの効果からはじまり、これからメルマガを始める際の注意点、知っておきたいことをご紹介しました。

他にも、メルマガの役立つ情報は、当ブログ「マケフリ」から学べます。ご参考までに、いくつかの記事をご紹介します。

メルマガをこれから始めようと考えている担当者必見
3ステップで始める|メルマガの始め方ガイド【これからメルマガを始めたい担当者必見】」は、メルマガを始める方法を3ステップでまとめております。
メルマガ配信までのフローを学びたいなら
メルマガの作り方を徹底解説〜担当者のためのメルマガ配信手順」は、メルマガ配信のフローを4ステージ9ステップでまとめております。
メルマガの書き方のコツを知りたいなら
読まれるメルマガの書き方の3つの秘密、教えます」は、読まれるメルマガの書き方のコツを3つの要素でまとめております。

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