みなさま、こんにちは。
いつも私たちのメルマガをお読みいただきありがとうございます。
マーケティング施策を検討するときに、「その施策にどのくらいの効果があるのか」は、マーケターのみなさんが気になるポイントの1つです。
オウンドメディア施策を検討しているみなさんも、おそらく「どのくらいの期間で、どのくらいのリードを獲得できるか」について、気になっていると思います。
そこで、本日のマケ便では、当社のオウンドメディア「マケフリ」を例に、立ち上げから現在までの、リード獲得数やPV数の推移をご紹介します。
※2020年8月13日配信
オウンドメディア運営は長期的な視点で
オウンドメディアは、うまく軌道にのれば、毎月100件以上のリードを安定的に獲得できます。しかし、立ち上げ当初から、100件以上のリードを獲得できるわけではありません。
オウンドメディアで安定的にリードを獲得するには、オウンドメディア施策を長期的な目線でみる必要があります。オウンドメディアが軌道に乗るまでには、最低半年はかかると思った方がいいでしょう。
「今すぐにまとまったリードを獲得したい」と考えているマーケターには、オウンドメディア施策は向いていません。
次の章から、当社のオウンドメディア「マケフリ」の、PV数やリード獲得数の推移をご紹介します。
苦しかった半年間:月間リード数 数件
マケフリは、2人体制で立ち上げました。
最初の3ヶ月間は、月間2,000PVにも満たず、月間リード獲得数も、片手で数えられる程度でした。
また、立ち上げ当初は検索順位が定まりづらいため、前月よりもPV数が落ち込んだ月もあったくらいです。
最初の半年は、どうしても苦しい状況が続きます。PV数やリード獲得数といった数字だけを見ると、「自分の記事には価値がないのか…」と心が折れそうになるかもしれません。
立ち上げから半年は、結果を気にせず記事を書いてみましょう。たとえPV数が伸びなくても、「初めのうちは、数字は伸びづらいものだ」と思っておきましょう。
この「半年間は成果が見えづらい」という認識は、社内にも共有しておきましょう。半年はPV数が伸びづらいことを伝えておかないと、みなさんは「3ヶ月も経つのに、まだ毎月数リードしか取れていないの?」と言われてしまうかもしれません。
やっと成果が見え始めた半年〜1年:月間リード数50件
半年も経つ頃には、メンバーも増え、4人体制で運営していました。
立ち上げから1年時点の月間PV数は15,000、月間リード獲得数は50件ほどです。やっと安定的な成果を得られるようになってきたかな、という段階です。
1年間オウンドメディアを継続していると、「あるジャンルの記事はほとんど書き切ってしまった」という状況になります。そんなときは、オウンドメディアの記事を、セミナーやホワイトペーパーに加工することをおすすめします。
既にある記事をセミナーやホワイトペーパーとして加工すると、新たなリード獲得経路を開拓できるためです。
ゼロからセミナーやホワイトペーパーを作成するのは骨が折れます。しかし、既存の記事をベースにセミナーやホワイトペーパーを作成すれば、最小限のコストで、新たなリード獲得経路を確保できます。
安定的にリードを獲得できる現在:毎月リード数100件
現在、マケフリは、立ち上げから2年ほど経ちます。
現在の月間PV数は70,000ほどです。ようやく、月間100件以上のリードを安定的に獲得できるようになってきました。
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