メルマガの徹底調査レポート!網羅的にわかるメルマガの現在

メルマガとは、自社サービスの販売促進や、顧客のファン化を目的として、定期的にメールを配信する、メールマーケティング手法のひとつです。

今からメルマガを始めてみたいというマーケティング担当者のために、メルマガ調査レポートをまとめました。

みなさまのお役に立てば幸いです。

この記事のもくじ

調査レポートから見えるメルマガの重要性

この章では、メルマガに対する意識調査についてまとめました。

多くのマーケターがメルマガを活用している

ある調査によると、調査に協力したBtoBマーケターのうち、77%が、コンテンツを発信する手法としてメルマガを利用しています。

多くのマーケターがメルマガの効果を実感している

多くのマーケターがメルマガを活用する理由は、メルマガに高い効果を実感しているからです。

200人のマーケターを対象とした、メルマガに対する意識調査の結果をご紹介します。回答者のうち、59%が、メルマガにもっとも高い投資利益率(ROI)を実感しています。

投資利益率とは、コストに対する利益の割合です。投資利益率が高いほど、費用対効果が高いといえます。

別の調査でも、73%ものマーケターが、メルマガの投資利益率を「よい」「とてもよい」と感じています。調査からわかる通り、メルマガを実施している担当者の多くが、メルマガの効果を実感していることは間違いありません。

メルマガ開封率に関する調査レポート

メルマガ開封率とは、配信成功したメルマガを、受信者が開封する割合です。メルマガの開封率は、配信成功したメルマガの数で、開封されたメルマガの数を割ることで算出できます。

この章では開封率に関する調査レポートについてご紹介します。

初めて送るメールは開封率が高い

メルマガを配信する前に、メルマガを登録したお客さまに自動で返信するメールを、ウェルカムメールと言います。ウェルカムメールには、お客さまにメルマガ登録が完了したことをお知らせする役割があります。

ある調査によると、ウェルカムメールの平均開封率は、82%にものぼります。メルマガの平均開封率は18%前後であるため、82%という開封率は、驚異の高さです。

ウェルカムメールが、「ご登録いただきありがとうございます。」のようなシンプルな内容である場合、自社情報を見てもらえる機会の損失になります。

メルマガの開封率が上がる時間帯は2つある

メルマガの時間帯別の開封率を調べてみると、大きく分けて2つの時間帯に開封のピークがあります。

メルマガの開封率がもっとも高まるのは、「午前9時から午前11時までの2時間」、そして「午後3時から午後5時までの2時間」です。

「開封率が高まる2つの時間帯」の直前にメルマガを配信することで、メルマガの開封率アップが期待できます。

メルマガの開封率は平日が高い

ある調査によると、平日に配信するメルマガは、休日に配信するメルマガにくらべ、平均開封率が高くなる傾向になります。しかし、「平日のこの曜日がもっとも開封率が高まる」という傾向は、会社(配信リスト)によって異なります。

メルマガの開封率は配信直後がもっとも上がる

ほとんどのメルマガは、配信直後に開封されます。調査によると、メルマガの送信後2時間以内に、30%が開封されます。

そのため、先ほどご紹介した「開封率が上がる2つの時間帯」の直前に、メルマガを配信することで、開封率アップを狙えます。

メルマガの開封率を計測する際、1点だけ注意点があります。それは、テキスト形式のメルマガでは、開封率を測れないということです。メルマガ開封率の測り方を知りたいメルマガ担当者は、こちらも是非ご一読ください。
メルマガ開封率がグッと上がる!メルマガ開封率の平均と改善策のまとめ

メルマガのクリック率に関する調査レポート

メルマガのクリック率とは、メルマガ配信成功数に対する、リンクのクリック数の割合です。

半数以上のマーケターがクリック率を上げたいと考えている

調査によると、「メールマーケティングがうまくいかない主たる理由は何か?」という質問に対し、「クリック率の低さ」とあげているマーケターが、全体の53%を占めます。つまり、半数以上の担当者が、「クリック率が低いこと」を課題に感じているのです。

クリック率は、メルマガの重要なKPIの1つと言えます。

メルマガの平均クリック率は3%前後

メルマガにおける自社の成果を知るためには、業界で他社が発信するメルマガのクリック率を知っておくとよいでしょう。

調査によると、全業界での平均クリック率は2.69%です。複数の調査を参照すると、どの調査も平均クリック率を2.5%〜4%と発表しています。

平均クリック率が特に高い業界は、農業や漁業関係で3.66%、次いで政治関係や不動産関係が3%強です。一方で、平均開封率が低い業界は、食品関係や消耗品関係で、どちらも2%を切ります。

クリック率がもっとも高いデバイスはパソコン

デバイス別のメルマガのクリック率を調べた別の調査によると、パソコンはタブレットや携帯とくらべて、圧倒的に高いクリック率を誇ります。BtoBのメルマガは、会社のパソコンで開くことが多いため、パソコンでのクリック率が高まりやすいと推測できます。

その予測を裏付けるように、ある調査によると、BtoBのメルマガは、BtoCのメルマガに対し、1.5倍高いクリック率でした。

クリック率は、コンバージョンに大きく影響します。それゆえ、メルマガはBtoCにくらべると、BtoBに特にお勧めできる施策だと言えます。

メルマガの解約解除に関する調査レポート

次に、メルマガの解約解除についての調査をまとめました。

メルマガの解約解除をする理由は3つある

調査によると、メルマガを登録していた受信者がメルマガを解約した理由の上位3位は、

  1. メールの配信数が多すぎる(59%)
  2. 情報がもはや自分に関係がない(43%)
  3. メルマガに登録した記憶がない(43%)

でした。

メルマガは簡単に解約される

「メルマガを解約するときにどう感じるか」というアンケートの調査結果をまとめました。解答者の60%以上が、「メルマガの解約解除は容易に行える」と解答しています。

メルマガの解約数だけにとらわれて、万人が関心を寄せるメルマガを送ろうとしても、内容が薄まり、特徴のないメルマガになってしまいます。

メルマガの送信頻度に関する調査レポート

この章では、メルマガの送信頻度についての調査をご紹介します。

メルマガの送信頻度が上がると開封率が下がる傾向がある

前の章でもお話した通り、メルマガの解約理由の1位は「メールの配信数が多すぎる」という解答でした。以下の調査でも、メルマガの平均開封率は、やはり送信頻度と反比例する形で下がっています。

平均開封率、平均クリック率ともに、週に1度配信しているメルマガがもっとも高い数値です。反対に、週に7度、つまり毎日配信しているメルマガが、どちらももっとも低い数値でした。

メルマガの送信頻度が上がればクリックの回数は上がる

短期的にクリック数を増やしたければ、メルマガの送信頻度を上げてみましょう。

たとえば、先ほどの図で扱ったクリック率を参考に、1000人のメルマガ登録者にメルマガ配信をしたと仮定します。


メルマガ登録者全体のクリック数で見ると、週に1度のメルマガ配信では、リンクをクリックしていただけた受信者が49人弱であるのに対し、週に2度のメルマガ配信では、70人に増えていることがわかります。

「来月のセミナー、まだ半分も集客できていない。大切なセミナーだから、なんとか集客したい」といったときは、メルマガの頻度を一時的に上げてもよいかもしれません。

スパムメールに関する調査レポート

スパムメールに関する調査結果をご紹介します。

スパムメールとは

スパムメールとは、メール受信者のことを考慮せずに、宣伝や広告、詐欺目的で、無作為に一括配信されるメールのことです。多くのスパムメールは、メールアプリによってフィルタリングされ、迷惑メールフォルダに自動的に送られます。

世界では、毎日145億通ものスパムメールが配信されており、これは全てのメールの45%に相当する数です。

もっとも流行しているスパムメールの形式は、広告宣伝目的のもので、スパムメールのうち39%を占めます。次に多いのは成人向けサイトに誘導する形式のメルマガで、全体の31.7%が該当します。

多くの人は件名でスパムメールかどうかを判断している

件名に関する調査によると、多くの受信者が、スパムメールか否かを判断する基準として、件名を挙げています。69%のメール受信者が、件名によってスパムメールか否かを判断しています。

メルマガタイトルの作り方まとめ
マケフリでは、メルマガタイトルの作り方について徹底解説している記事もございます。タイトルに悩んでいる方は、是非ご一読くださいませ。
メルマガタイトル(件名)の作り方〜開封されるタイトルを3分で作る方法

調査レポートから見るメルマガの効果的な配信方法

メルマガを運用する際に、メール配信ツールやマーケティングオートメーションを使えば、開封率アップが期待できます。この章では、メルマガの効果的な配信方法についてご紹介します。

セグメント配信と一斉送信の開封率の違いに関する意識調査

セグメント配信とは、特定の属性や行動で条件を絞った受信者に、メールを配信するメール配信方法です。セグメント配信は、「男性と女性」などの属性や、「資料ダウンロード」などの行動によるセグメンテーション(分類)が可能です。なお、行動によるセグメント配信を実現するには、マーケティングオートメーションを利用する必要があります。

セグメント配信とよく対比される配信方法が、一斉配信です。一斉配信とは、メール配信リスト全員に対してメールを送付するメール配信方法です。

セグメント配信と一斉配信、どちらにより効果を感じるかを調べた意識調査があります。この調査では、マーケターは「セグメント配信によってどのようなメリットを感じているか」という質問に回答しました。調査の結果、セグメント配信のメリットとして、もっとも多くの回答者が、「開封率が高まった」と回答しています。

上記調査をまとめると、特に多く寄せられた意見は以下の3つでした。

  • セグメント配信で、メルマガ開封率が上がった(39%)
  • セグメント配信で、受信者に関連するメルマガを送れるようになった(34%)
  • セグメント配信で、メルマガの解約率が下がった(28%)

また、調査によるとセグメント配信されたメルマガは一斉送信されたメルマガにくらべ、

開封率が約1.14倍
クリック率が約2倍

まで上がります。

シナリオメールの開封率は高い

シナリオメールとは、お客さまの一人ひとりの行動に合わせて、あらかじめスケジューリングしておいた工程でメールを配信する手法です。

シナリオメールを取り入れれば、「Aという製品資料をダウンロードしたお客さまには、ダウンロードしたその日のうちに、Aに関するメールを自動配信する。その後、メールを開封した受信者には、Bというメールを配信し、さらにBのメールのリンクをクリックした読者にはCのメールを配信する」といった配信が可能になります。

実際、顧客に合わせてアプローチの仕方を変えるマーケティング手法は、大きな効果をもたらしているという調査結果もあります。

シナリオで配信されたメルマガは、一斉送信されたメルマガにくらべて、開封率は約2倍に、クリック率は約4倍以上に高まります。

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