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展示会のお礼メールでは来場者と共有した体験にふれる|営業案件化するお礼メール(2019年10月3日号)

みなさま、こんにちは。

いつも私たちのメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。

1つ、お知らせがあります。

メルマガの名称を『カイロスマーケティングのマーケティングメール』から、『マケ便〜あなたの学びを応援するメルマガ〜』に変更いたしました。

「もっとお役に立てるような情報を提供し、みなさまの学びを手助けしたい」という想いを名称にしました。ちなみに、『マケ便』の「マケ」は、私たちが運営するオウンドメディア『マケフリ』から取っています。

よりいっそう、みなさまの学びを応援できるようなコンテンツを発信していきますので、今後とも『マケ便』と『マケフリ』をどうぞよろしくお願いいたします。

それでは本題に参ります。

本日の学び:展示会のお礼メール

展示会の多い季節になってきました。

展示会は、リードを獲得するための有効な手段ですが、営業案件につなげるにはフォローが欠かせません。みなさまは、展示会の後に「展示会のお礼メール」を送っていますか?

BtoBを対象とした展示会では、来場者のうち70%は、情報収集が目的で来場しています。つまり、すぐに購入にいたる見込み客ではありません。「今すぐ客」でない来場者を営業案件につなげるためには、お礼メールを送り、まず来場者とよい関係を築くことが大切です。

ところが「すでに展示会のお礼メールは送っているよ、なのに案件化につながらない」とお悩みの担当者も多いと思います。

そこで本日のメルマガでは、展示会から営業案件につなげるために「展示会のお礼メールを作成するときの3つの工夫」をご紹介します。

少し工夫をするだけで、お礼メールの効果は上がります。展示会を担当するあなたにぜひ読んでいただきたい内容です。

展示会お礼メールの3つの工夫

展示会のお礼メールは、以下の3点に注意すると、上手に書けます。

  1. 共有した体験にふれる
  2. 売り込みや宣伝はほどほどに
  3. スクロールせずに全文が読める長さで書く

これら3つは、来場者とよい関係を築くために大切な工夫です。なぜ大切なのか、ひとつずつ順番に見ていきます。

工夫1:共有した体験にふれる

展示会のお礼メールでは、何よりも「来場者と共有した体験にふれること」が大切です。来場者と共有した体験にふれることで、来場者にあなたのブースの展示内容を思い出していただけます。

来場者は展示会場で数多くのブースを見て回り、たくさんのお礼メールを受信するでしょう。たくさんのお礼メールを受信したとき、来場者はあなたの会社名とブースが結びつかなかったり、別の企業と混乱してしまったりすることもあります。

そこでお礼メールでは、「展示会でご覧いただいた弊社の〇〇はいかがでしたでしょうか?」「展示会では、弊社の〇〇の活用シーンをご紹介いたしました」などの共有した体験にふれて、来場者にあなたの会社がどんな展示をしていたのかを思い出していただきましょう。

なお、共有した体験にふれる際は、展示会のブースでの内容をまとめたWebページやブログの記事を別に用意しましょう。Webページや記事のリンクをメールに貼ることで、展示会のお礼メールをシンプルにできます。

思い出していただくこと。これがお礼メールの第一歩です。

工夫2:売り込みや宣伝ほほどほどに

展示会のお礼メールでは、必要以上の売り込みや宣伝を避けましょう。来場者のほとんどは、今すぐに商品の購入を検討する「今すぐ客」でないからです。

「今すぐ客」ではない来場者は、売り込みや宣伝を求めていません。売り込みや宣伝を送ることによって、メールの配信を停止されてしまう可能性もあります。

あくまでも、展示会のお礼メールは来場者とよい関係を築くことが目的、ということを忘れないようにしましょう。

工夫3:スクロールせずに全文が読める長さで書く

展示会のお礼メールはできるだけかんたんに、かつシンプルに書きましょう。理由は単純で、お客さまは、情報が多いメールだと途中で読むのをやめてしまうからです。

本文の長さは、スクロールなしでお礼メールの全文が読める程度がオススメです。

また、展示会のお礼メールをシンプルな内容にすると、お礼メール内のリンクのクリック率が上がるというメリットもあります。

本日ご紹介した工夫は、どれも難しい工夫ではありません。展示会の後は、ご説明した3つの書き方の工夫をもとに展示会のお礼メールをお送し、営業案件につなげましょう。

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